【vol.1875】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日のブログでご紹介させてもらった
コチラの本⬇︎⬇︎⬇︎
数日かけて読み終えました。
あまりにもイイ本だったので
既に、何人もの方に激推ししてしまうほどで
子どもだけでなく大人にも
是非とも読んでいただきたい一冊です。
この本は
「わたしはわたし、あなたはあなた」という
境界線(バウンダリー)の引き方について
✔︎ 友だち
✔︎ 家族
✔︎ 学校
✔︎ 恋愛関係
✔︎ SNS
の5つの観点から
さまざまなケースを通して
アプローチしています。
筆者の鴻巣さんは
最後の「SNS篇」という章で
親が規定した
子どものスマホの利用ルールについて
こう言及していました。
自分が守れていないことを子どもに課すのも子どもが親に「冷める」一因になるので、子どもに「この親ダメだ」とあきらめられたくなければ、やめた方がいいと思います。子どもには食事中や入浴中や深夜のスマホを禁じながら自分はやっている。その姿を見て子どもは何も言わなくても、その心は静かに親から離れているはずです。(p.248)
この箇所を読んで
真っ先に思ったのは
これって同じことが
セラピスト/カウンセラーにも
言えるよね!
ということ。
以前から
セラピスト/カウンセラーとして
自分ができないことは
決してクライエントには求めない
…ということを
私は大事にしています。
もし
セラピスト/カウンセラー自身が
ありのままの自分自身を
受けいれることができずに
「自分らしく生きる」
を体現できていなかったら
いくらクライエントに
「ありのままの
自分を受け入れることは
自分らしく生きるために必要不可欠です!」
なぁんて
もっともらしく聞こえることを言ったとしても
説得力に欠けますよね?
自身の自己肯定感の低さを
棚に上げて
クライエントには
「自己肯定感を高めましょう!」
と言うのにも
かなり無理があります。
こういったことは
セラピスト/カウンセラーは
隠そうとしますし
「自分はうまく隠せている」
と思っていますが
それは
セラピスト/カウンセラーの驕りであって
クライエントの目は
決して誤魔化すことはできません。
クライエントに
「このセラピスト/カウンセラーダメだ」
と静かに見限られないためにも
まずは
セラピスト/カウンセラ自身が
自分自身のあり方を振り返って
クライエントに求めることと
自分自身のあり方や言動の間に
ある程度の
一貫性を保つことが大切だと
思っています。
そういった意味で
セラピスト/カウンセラー自身が
セラピー/カウンセリングを受けるというのは
実は、大いに意味があることなんですよね!
自身のセラピー/カウンセリングが
うまくいかないのは
知識やスキルの不足ではなく
もしかすると
ひとりの人間としてのあり方と
セラピスト/カウンセラーとしての言動に
一貫性がないように感じられて
クライエントの心が
離れていってるが故に
起きていることかも知れません。
そういった事態から抜け出して
クライエントに有意義なセッションを
提供できるようになるためにも
そして
何よりも自分自身のためにも
「心の専門家である」という鎧を
いっときだけ脱ぎ捨てて
ひとりの人間として
セラピスト/カウンセラーと共に
自分自身と向き合う時間を
持ってみませんか?
当オフィスでは
セラピスト/カウンセラーといった
専門家向けのセッションも提供しています。
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