新しいポジティブな感情体験に秘められた力

【vol.1860】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

先日アシスタントで入っていた

AEDP™️のオンライントレーニングの

講師を務めたKaren Pando-Marsは

 

 

とても素晴らしいセラピストで

彼女のわかりやすい講義は定評があり

 

 

「Karenのようなセラピストになりたい！」

という人が後を絶たないほど

人気のある実力派セラピスト／講師です。

 

 

 

が！

 

 

 

正直なことを言うと

今回のトレーニングを受ける前までは

彼女のことが苦手でした。

 

 

 

今アシスタントで入っているコースを

私が受講したのは4年前のことで

そのときのメイン講師がKarenでした。

 

 

 

演習のエクササイズをしているときに

Karenはいろんなグループに顔を出していて

 

 

私のグループにもやってきて

私たちがエクササイズをするのを

見ていました。

 

 

 

エクササイズが終わった直後には

必ずグループのメンバーで

振り返りをするのですが

 

 

そのとき

私は彼女にダメ出しをされたんです。

 

 

 

 

 

振り返りをするときは

評価的にならないよう

「プロセスランゲージ（Process Language)」

という手法を使うように指示されているのですが

 

 

私はそれまでそのプロセスランゲージを

習ったこともなければ使ったこともなかったので

うまく使うことができなかったんですよね。

 

 

 

そんな私の発言を聞いて

彼女から

「あなたが言ったことは評価的になってるから

　ちゃんとプロセスランゲージを使うように！」

と指摘されました。

 

 

 

そのとき私の心の中では

「叱られちゃった！」と

萎縮してしまったと同時に

 

 

うまくプロセスランゲージを使えなかった

自分は「ダメな人間だ」という

恥の感情も活性化されて

 

 

彼女に対する「怖い」という感情が

出てきたんですよね。

 

 

 

 

 

それ以来、彼女に会うと

その「怖さ」が蘇ってきて

彼女に対する苦手意識が

根づいてしまった感じがありました。

 

 

 

そんなことが過去にあったので

今回のトレーニングが始まるまでは

実は、気持ち的には

かなりブルーだったんです（苦笑）。

 

 

 

でも、今回のトレーニングで

受講生のときよりもグッと近い

アシスタントという立場で

 

 

彼女に私の声に

じっくりと耳を傾けてもらえる機会があって

「私を理解してもらえた」

という感覚を得ることができたとき

 

 

ホッとした感覚と共に

彼女に対する「怖さ」というものが

少しずつ和らいでいくのを感じました。

 

 

 

自分を見てもらえる、認めてもらえる

そして、受けとめてもらえる。

 

 

 

 

 

そういったポジティブな感情を伴った体験が

過去に学習された「怖い」という感情体験を

少しずつ上書きしていってくれたんですよね。

 

 

 

こんな風に

新しいポジティブな感情体験には

 

 

過去になんらかのきっかけで

身につけてしまった

「怖さ」や「不安」などを

上書きしてくれる力が秘められています。

 

 

 

AEDP™️では

少しでもポジティブな感情体験

（glimmer of transformance）が現れたら

すかさずにそれをつかみにいって

 

 

クライエントに

そのポジティブな感情体験を

深めていくように促していきますが

 

 

それはそこに秘められた力を

拡大させていくことによって

過去のネガティブな感情体験の上書きへと

結びつけていくためなんですよね。

 

 

 

私と一緒に

新しいポジティブな感情体験に

秘められた力を引き出して

 

 

トラウマや

ネガティブな感情体験を

上書きすることで

 

 

ご自身のアップデートを

試みていきませんか？