【vol.1781】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近、自宅のソファに座っていると
すかさずどこからともなく
愛猫のリオ(♂)がやってきて
私の膝の上にのったり
ピッタリと私の隣りにくっついて
座ったりしています。
(左側の白いブランケットの下に
私の足があります。笑)
そしてしばらくすると
足を投げ出して
クークー寝息を立てて
寝始めるんですよね(笑)。
普段、家を空けてることが多いので
いくらマイペースな猫だと言えども
不安や寂しさを募らせて
そういった不安や寂しさを
私にピッタリと「くっつく」ことで
解消させようとしているのだろうと思い
時間が許すかぎり
リオとくっつく時間を
確保するようにしています。
こんな風に
特定の近しい人に「くっつく」ことで
不安や寂しさ、怖さなどといった
ネガティブな感情を解消して安心感を得る
ということは
私たち人間にも見られる行動で
「愛着(アタッチメント)」
と呼ばれています。
子どもは
不安や寂しさ、怖さなどの
ネガティブな感情が生じたとき
写真のように⬆︎に
身近な特別な誰かにくっつくことで
安心感や安全感を得ようとします。
くっついたその特別な誰かが
「不安だったね/寂しかったね/
怖かったね」
などと子どもが体験している
ネガティブな感情に言葉を与えて
しっかりとそれらを受けとめて
さらに言葉や態度で
「私がここにいるから大丈夫だよ。
もう安心してイイんだよ」
というメッセージを送り
慰めることを通して
子どもは
はじめて安心や安全といった感覚を
得ることができるようになります。
得られた安心安全の感覚は
ネガティブな感情をなだめ
時間と共に子どもの心の中に
「もう大丈夫!」
という感覚が生じてくると
その身近な特別な誰かから
自ら離れて
自身の世界を再びひとりで
探索するようになります。
こんな風に
くっついて
感情を調整してもらって
立ち直って
…という体験を
繰り返していくことで
誰かにくっつかなくても
自力で自身の感情を調整して
立て直せる力が
身についていくんですよね。
そういう意味で幼少期に
身近な大切な誰かと
「くっつく」ことができることは
私たちが思っている以上に
心の成長に重要な役割を担っています。
ただ、幼少期に
そういった体験ができることに
越したことはありませんが
できなかったとしても
決して悲観することはありません。
いくつになったとしても
たとえ身体的(フィジカル)な
くっつき体験がなかったとしても
十分な
心理的くっつき体験(共感)を
繰り返し得ることさえできれば
自身を立て直す力を育むことは可能です。
そういった機会を提供するのが
セラピー/カウンセリングという場です。
物理的にも心理的にも
「くっつく」力を身につけることは
私たちが「自分らしい」人生を
送っていくための土台にあるもの。
そういった土台を
私と一緒に築いていきませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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