【vol.1035】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
コロナ禍に陥って
“Stay Home”が
叫ばれていたときに
急成長を遂げた
Netflixですが
最近は、株価が
大暴落しているとか…。
私も
コロナ禍になってから
Netflixと契約した
人間のひとりですが
Netflixの番組の
クオリティの高さには
毎度驚かされるばかりで
今もなお
Netflixの
大ファンです。
ドキュメンタリー番組
なんかは
「日本だったら
こんな番組は
絶対につくれない
だろうな〜」
と思うくらいの
斬新なものが多くて
ついつい
観入っちゃうんですよね。
(↑若干言い訳めいてますが…😅)
そんなこんなで
今日は隙間時間に
最近リリース
されたばかりの
『我々の父親』
というタイトルの
ドキュメンタリーに
首ったけに
なってしまいました。
⬇︎⬇︎⬇︎
インディアナ州で
不妊治療の名医
として名を馳せていた
ドナルド・クライン
という医師が
(ドナルド・クライン)
自分のもとにやってきた
不妊に悩む女性たちに
同意を求めることなく
自分の精子を
黙って勝手に
人工授精していた
…という
事件を追った
ドキュメンタリー
なんですよね。
しかも
人工授精して
生まれた
子どもの数が
ひとりやふたり
じゃないんですよ!
判明しているだけで
94人‼️
(この人たち全員がクラインの被害者、つまり子ども)
Netflixで
このドキュメンタリーが
配信になって
「私/僕も
そうかも知れない」
という人たちが
名乗りを上げて
きているそうで
ひょっとすると
被害者は
100人を
超えるかも⁉️
…というくらいの勢いを
見せているそうです。
(みなさん、どことなく似てますよね?)
驚いたことに
そのうちの
ひとりの女性は
自身も不妊に
悩んでいて
クラインが
婦人科医として
彼女の診察を
していたとのこと。
もちろん彼女は
クラインが
自分の父親である
ことは知らずに
胸の触診や
細胞診検査を
受けていたのですが、
クラインは
生物学的に彼女が
自分の娘だと知りながら
彼女の
プライベートな
身体の部分を見たり
触れたりしていた…
ということ。
これって
とてつもない
トラウマ体験
ですよ‼️
番組を観ているだけの
いち視聴者の私でさえも
怒りや不快感、
怒りなどといった
様々な感情に
圧倒されそうになった
くらいですから
ご本人のことを
想像するだけで
胸が張り裂けそうに
なりました。
こういうことは
決して起きては
ならないことですが
こんな風に
人間の「尊厳」
というものは
いとも簡単に
奪われていって
しまうことも
少なくなくて、
そういった体験が
トラウマとなって
心の傷として
刻み込まれて
しまうんですよね。
私たち
ひとりひとりには
自分と他者を
区別する
バウンダリー
(boundary/境界線)
と呼ばれるものが
あります。
自分の領域に
土足でズカズカと
踏み込まれたら
気分が害されるように
相手の領域に
土足でズカズカと
踏み込んだら
相手の気分を
害するだけでなく
場合によっては
深い心の傷を
残すことも…。
相手の同意なしに
勝手に何かをする
…ということは
境界侵犯
であることを
自覚すると同時に、
仮に
その境界を
超えなければならない
可能性があるときには
必ず相手に
許可を
求めること‼️
…を意識しながら
行動していくことは
とても大切なこと
なんですよね〜。
良かれと思って
していることも
あくまでも
自分が「良かれ」
と思っているだけで
相手が
どんな風に
思っているかだなんて
わからないもの。
境界線とは言えども
目に見えないもの
だからこそ
自分の想像力を
フル回転させて
相手の立場から
物事を見る力や
バウンダリー
(boundary/境界線)
を設定する力を
身につけて
不要に他者を
傷つけることなく
健康的な
人間関係の距離を
保っていきたい
ですよね。
セッションでは
バウンダリーの
設定の仕方についても
話し合うことが可能です。
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください
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