トラウマからの回復のために避けて通れない成長痛

【vol.1442】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

セラピスト／カウンセラーとして

こんなことを言ってしまうのは

どうかと思いますが

 

 

心の傷からの回復という

癒しのプロセスには

必ず「苦痛」が伴います。

 

 

 

 

 

ただし

癒しのプロセスに踏み出すことなく

拒絶する、つまり、

手当てをせずに放置するのにも

「苦痛」が伴うのも事実です。

 

 

 

残念ながら

心の傷を癒すために一歩踏み出すのも

手当てせずに放置するのにも

 

 

ある種の

「苦痛」を経験するのを

回避することはできない

 

 

ということです。

 

 

 

ただ、痛みが伴うとはいえども

癒しのプロセスの中で体験する

「苦痛」はトラウマを修復して

成長する力を与えてくれます。

 

 

 

 

 

逆説的に聞こえるかも知れませんが

この「痛み」や「苦痛」に

自ら飛び込んでいって

 

 

痛みを感じ、それを感じ切って、

その痛みを代謝していくことでしか

私たちは心の傷を修復したり

成長したりすることができません。

 

 

 

これは理屈ではなく

人間の身体は

そうできているからなのです。

 

 

 

私たちの身体が

この「痛み」や「苦痛」を

修復することができると

 

 

身体や心に落ち着きが戻ってきて

成長に必要とされる

精神的な余裕が生まれてきます。

 

 

 

そして、その精神的な余裕は

今までガッチガチに拘束されていた

エネルギーを解放してくれるので

 

 

私たちを

自由にしてくれるだけでなく

いろんなことにチャレンジする力も

与えてくれるんですよね。

 

 

 

 

 

こういった変化が起きはじめると

大抵の人の人生は

いろんな面で改善の方向へと

自然と向かっていきます。

 

 

 

誰でもそうだと思いますが

最初から「痛み」や「苦痛」が

伴うことがわかっていながら

 

 

そこに一歩踏み出すということは

相当な勇気と覚悟が必要となるものです。

 

 

 

ですから

癒しのプロセスに踏み出すことに

躊躇ってしまうのは無理もありません。

 

 

 

セラピーやカウンセリングのイイところは

「痛み」や「苦痛」に向き合う恐怖を

自分ひとりで

何とかしようとしなくてもイイこと

 

 

そして

その「痛み」や「苦痛」に

圧倒されてしまわないように

 

 

ゆっくりと、少しずつ、向き合える範囲を

プロの視点と経験を総動員しながら

しっかりと見極めて、適切な調整を施しながら

癒しのプロセスをサポートしてもらえること。

 

 

 

 

 

癒しのプロセスは

決して楽なものではありませんが

 

 

その先にあるトラウマからの解放と

自己成長のために

勇気を出してセラピー／カウンセリングに

チャレンジしてみませんか？