【vol.1018】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日は
Somatic Experiencing®︎
(SE™️)の
トレーニングでの
私自身の
貴重(不思議?)な体験を
お伝えしてみようと
思います。
Somatic Experiencing®︎の
“Somatic”には
「身体の」
という意味があります。
それプラス
“Experiencing”
(経験)ですから
直訳すると
身体の経験
という意味になります。
従来の心理療法は
「トークセラピー」
とも呼ばれていて
話すことが中心
とされてきましたが
SE™️は
今ここで感じている
身体感覚にフォーカス
を当てることによって
私たちが持っている
本来の自己治癒力を
引き出して
症状の変化や
癒しを促す
…という
アプローチです。
多くの人にとっては
馴染みのない
アプローチだと
思いますが
正直なことを
言わせてもらうと
SE™️を
学びはじめるまで
私もかなり懐疑的
でした(苦笑)。
でも
トレーニングを
しているうちに
「身体の声を聴くとは
こういうことなんだ!」
…と
自分自身の肌で
感じてみて
身体の叡智の
素晴らしさ
をヒシヒシと
感じています。
トレーニング期間中は
実践練習の一環として
受講生同士で
クライエント役
セラピスト役を
交互にやっていきます。
クライエント役のときには
自分自身の体験を
扱える範囲で
出していくのですが
トピックが
「医療トラウマ」
だった先日
私は9年前に受けた
手術の体験を
トピックとして
出してみました。
子宮頚部に
上皮内がんが
見つかって
レーザーを使って
がんのある部分を
切除する
…という
比較的短時間で終わる
簡単な手術
だったのですが
全身麻酔
だったんですよね。
そのときの
麻酔下の状態が
あまりにも
気持ちが良くて
手術を終えて
意識が戻ってきたときに
ちょっと
ガッカリしたのを
覚えていて
「麻酔がかかっていたとき、
めちゃくちゃ気持ち
よかったよなぁ」
…と、時々、
思い出したりも
していたほど。
先日の
練習セッションのときも
その話をしながら
自分の身体の感覚に
フォーカスを
当てていくと
どんどん
いろんなことが
思い出されて
きました。
麻酔から覚めて
意識が戻ってきたときの
第一声が
「お腹すいた〜」
だった(笑)のですが
ベッドサイドにいた人が
(パートナーか母か…
思い出せないのですが)
私の第一声を聞いて
笑ったのを聞いて
ホッとした感覚が
あったことも
思い出されました。
その瞬間、
「大したことがない
簡単な手術だと
ずっと思っていたし
別に
どうってことないと
思っていたけど
心の奥底には
不安や恐怖心が
あったんだ」
ということに
気づいたのです。
今まで
手術のことを
そんな風に
思ったことが
一度もなかったので
自分でも意外でしたが
きっと
不安や恐怖感を
必死に感じないように
頑張っていたんだなぁ
…と当時の自分に
想いを寄せてみると
自分自身に
相当無理強いを
していたことにも
気づきました。
麻酔下の状態が
あれほど気持ちが
よかったのにも納得。
だって
麻酔科の状態では
「何も感じられない」
のですから
良くも悪くも
楽チンですもんね!
そんなこんなで
練習セッションで
不安や恐怖心があるのも
当然のことなのだ…と
今更ながらに
それらの感情を
受け入れることができたら
不思議と不思議
あれほど
気持ちよかった
麻酔下の状態が
全く思い出せなく
なってしまったという…💦
でも
それでよかった!
と思います。
というのも
身体の感覚を
感じられる
ということは
心を感じられる
ということですし、
これらの感覚を
感じられる
ということは
生きていることの
大切な証
だから。
身体感覚に
フォーカスを
当てていただけなのに
こんなにも
捉え方の変化が
自然な形で
起こってくるだなんて
身体は
私たちが
思っている以上に
たくさんのことを
知っています。
自分の身体の中に
秘められた叡智、
一緒に探求してみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください
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