【vol.1376】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
うちのオフィスを
ご利用になられるクライエントは
圧倒的に女性が多いのですが
最近、男性の方から
ご予約をいただくことが
少しずつ増えてきたり
経営者会や
ビジネスのセミナーなんかで
ご一緒させていただいている
男性の経営者の方からも
「カウンセリングを
受けてみたいんだけれども…」
…というご相談を受けることが
多くなってきました。
個人的には
これはとても良い傾向だと
嬉しく思っています。
私たちが生きている現代社会では
伝統的に男性は
・ 弱みをみせてはならない
・ 強く、たくましくあるべき
・ 競争でいかに勝つか
・ 権威ある人(社会)に認められてなんぼ
ということを幼い頃から求められて
生きてきているがゆえに
自分自身の中にある
繊細で柔らかで傷つきやすい部分を
無視してきたり隠してきたりしながら
我慢に我慢を重ねて
つまり【自分/感情を殺して】生きてきている
男性は非常に多いです。
たとえ勇気を出して
自分の脆い部分に触れて
弱音や感情をポロッと吐き出しても
真剣に取り合ってもらえなかったり
「なにそんな女々しいことを言ってるの?
男だろ?もっと強くなれよ!」
…などと
非難されたりするようなことがあれば
「こんな弱い自分は
他者(社会)から認めてもらえない。
弱音は吐くべきではないし
感情は感じるべきではない」
とますます自分や感情を押し殺して
生きる方法を選ばざるを得なくなります。
そうやって感情レベルで
他者とも自分自身とも
つながりを持てないことで
孤独感はどんどん増幅されていき
自分を見失ってしまったり
メンタルヘルス不調に陥ったり
最悪の場合
自らの手で命を断ってしまう人が
後を絶たないのは
非常に不幸なことだと思います。
男性である以前に
男性も女性同様に
さまざまな感情を持っている
ひとりの人間である
…ということを忘れてはなりません。
男の人だって
傷つくし、脆いし、弱いし、
間違えることもあれば、失敗することもある。
悲しんだり、悔しかったり、
怖かったり、傷ついたりしたときには
涙を流すことだってある。
それは
ひとりの人間として当然の反応であり
それを恥じる必要は一切ありません‼️
むしろ
こういった社会環境の中で
男性が自分自身の脆さや弱さと
真摯に向き合おうとすることには
とてつもない勇気が要るわけで
勇気を出して
セラピー/カウンセリングを受けて
より良い人生を目指そうと実際に
アクションを起こしたことに対して
尊敬の念を抱かずにはいられません。
豊かな人生や
自分らしさというものは
自分自身の感覚や感情を「麻痺」させて
社会が定義する「こうあるべき」という型に
自分をはめていくことではありません。
自分の感覚や感情をしっかりと感じとり
内なる声に耳を傾けて
自分自身で自分を定義していくことで
「ありのままの自分でいられる」ことが
豊かな人生や自分らしさのベースにあります。
「男らしさ」という呪縛から解放されて
自分らしく自由な人生を歩んでみませんか?
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