【vol.1349】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
いつもは専門書、つまり、
仕事に直結するような心理学関係の
アカデミックな本を読むことが
多いのですが
最近は
昨日ご紹介した本もそうですが
一般書を読むことが増えました。
最近読んだ
というタイトルの本も
その中の一冊でした。
著者のジェーン・スー氏が
帯に名前を連ねている
著名な13人の女性にした
インタビューをまとめたエッセイで
「この人にこんな一面があったとは!」
と驚かされることが山ほどありましたが
その驚きは私の心の中に
彼女たちに対する「共感」を生み出して
彼女たちの存在をより身近なものとして
感じられるようにしてくれた気がしました。
そんなインタビューエッセイは
著者ジェーン・スー氏による
「おわりに」という章で
幕が閉じられていますが
この章には私の脳裏に
深く印象を刻んだ文章がありました。
彼女たちは地図と羅針盤を持っている。そのふたつがあるから、信じ続けることも、あきらめないことも叶う。心の中に輝く北極星がある限り、自分を見失うこともない。
AEDP(加速化体験療法)では
「感情はコンパス(=羅針盤)のようなもの」
と言われることがよくあります。
自分の感情に気づいて
しっかりと感じることさえできれば
私たちにとっての
最適な方向性(決断や行動)というものを
感情は自ずから導き出してくれるから。
そういう意味で
感情という羅針盤を
持っているということは
自分らしく生きるために
とても重要なファクターなのですが
成長の過程における傷つき体験によって
無意識のうちに
感情を隠して(フタして)しまうことを
覚えてしまった人は
羅針盤を持っていない=
感情がわからない
という状態に陥ってしまって
自分を見失ってしまっていることが
ほとんどです。
決して
羅針盤がないワケじゃない
のですが
心の傷が癒されないうちは
自分を守るために
本当の感情は心の奥底に
隠されてしまって
日の目を見ることが
ないんですよね。
ですから
セラピー/カウンセリングでは
その心の傷をしっかりケアし
癒していくことをとおして
心の奥底に
埋もれてしまっている
感情を見ていくことで
羅針盤を自分自身の手元に
しっかりと置けるようにするのを
サポートしていくことに
フォーカスを当てていきます。
自分自身の手元にある羅針盤は
しっかりと進むべき方向性を
示してくれる
自分らしい人生を歩むための
心強いアイテムとなります。
心の奥底に埋れてしまった
感情という羅針盤を
私と一緒に掘り起こしませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください!
「地図」についてもお話したかったのですが
思いの外、今日の記事が長くなってしまったので
地図の話は、また明日にしたいと思います!
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