【vol.1233】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先月から
上映されている
『母性』
という映画が
気になっていた
のですが
この週末に
映画よりも先に
原作の本の方を
読んでしまいました。
大好きな母の娘で
ずっといたかった
と願う母親は
自分の娘を
愛すことが
できず
愛されない娘は
母からの愛情を
渇望して
苦悩する。
そんな母と娘の
視点を中心に
ストーリーが
展開されて
いきます。
この本と
並行して
観ていたのが
Netflixで
数日前に
配信された
ばかりの
『マイ・アンオーソドックス・ライフ』
という番組。
世界最大の
モデルエージェンシー
『エリート』グループの
CEOである
ジュリア・ハーツ
という女性と
その家族の
生活を描く
リアリティ番組
なのですが
番組を観ていて
「えっ⁉️」と
思ったのが
ジュリアが
29歳の娘
バットシェバに向かって
(左:バットシェバ、右:ジュリア)
「昔は
何時間も一緒に
なんでも話した」
「私たちは
BFF(親友)
だったのに!」
と言ったこと。
バットシェバは
セラピーに通って
母親との関係性を
見直してきたことも
あって
「18歳の頃みたいな
関係には戻れないわ。
でも、それは
ネガティブな
意味じゃなくてね」
…と
キッパリと
母親のジュリアに
告げるのですが
納得がいかない
ジュリアは娘に
「あなたの
セラピストの
ところに
一緒に行って
私たちのことを
相談してみない?」
と言い出す始末。
子離れできてない
…というか
「母親」という
立場を武器にして
娘の領域を
リスペクトせずに
ズカズカと
踏み込んで
いっているように
感じられて
不快感を
覚えました。
CEOとして
マンハッタンの
一流企業で
バリバリと働く
ジュリアは
カッコいい!
…と個人的には
好意的に思って
いたんですけどね〜。
改めて
感じたのは
「母と娘の
関係性は
非常に難しい」
ということ。
これは
私個人の
経験からも
ヒシヒシと肌で
感じていることの
ひとつです。
母娘間の
境界線が曖昧で
干渉が多く
母と娘の
距離感が
近すぎると
娘の自由や
主体性が
奪われて
しまいますし、
距離感が
ありすぎると
ありすぎたで
娘は
ちゃんと
母に自分を
見(認め)て
もらいたくて
母の機嫌や期待に
添うような言動を
無意識のうちに
とるようになる。
いずれの
パターンにせよ
娘の気持ちや感情、
欲求やニーズは
押し殺されて
しまって
自分らしく
生きることが
できない娘は
生きづらさや
苦悩を
抱えることに
なります。
セッションを受ける
きっかけや
悩んでいる問題は
様々ですが
セラピーが
深いレベルに
発展していくと
多くの
女性クライエントを
悩ませている
問題の本質は
母娘の
関係性において
受けた
未だ
修復されていない
心の傷や確執に
端を発していることが
実に多い!
私自身が
若かりし頃に
経験していた
生きづらさや
苦しさを
深掘りしていくと
私と母との
関係性が
色濃く
影響していた
…というのも
決して
偶然ではないと
思っています。
距離をおいて
客観的に
じっくりと
母娘関係を
見つめ直したとき
少しずつ
自由や主体性、
「自分らしさ」を
取り戻して
イキイキと
自分の人生を
生きはじめるように
なった女性たちを
これまで
たくさん
見てきました。
いま一度
私と一緒に
母娘の関係性を
見直すことで
自分らしさを
取り戻して
イキイキとした
人生を
送ってみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください!
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
---|---|
営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
定休日 | 日・祝日・月 |