【vol.1224】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日は朝から
オンラインで
Somatic Experiencing®︎
(以下、SE™️)の
グループケース
コンサルテーション
でした。
現在
東京で
開催されている
初級レベルの
グループ向けに
開催された
研修会でしたが
上級レベルの私も
参加させてもらって
基礎の振り返り。
やはり
Too much
(多すぎ)
Too soon
(タイミングが早すぎ)
Too fast
(起きるスピードが速すぎ)
…は
回避すべきで
セッションは
ペースを
落として
ゆっくり
進めて
いくことが
重要‼️
…であることを
再認識しました。
よく
クライエントから
「早く治り
(よくなり)
たいんです!」
…と
言われます。
そう思うのは
ごもっとも‼️
なぜならば
不快な状態で
いるのは
誰しもが
嫌ですから…。
だからといって
いきなり
問題の本質
となるような
ところに
グイグイと
迫っていくのは
危険と
隣り合わせ
でもあるんですね。
行動療法と呼ばれる
心理療法(セラピー)の
ひとつに
「暴露療法」
…というものが
あります。
これは
不安や恐怖を
生じさせる
ものやことに対して
少しずつ
「暴露」していく
(つまり、触れる)
ことによって
不安や恐怖を
緩和していこう
…とする方法。
例えば
「猫が怖い!」
(愛猫リオです!)
…という人には
「猫をイメージする」(1点)
「猫のぬいぐるみを触る)(3点)
「猫がいる家で
30分間過ごす」(5点)
「猫がいるところの
1メートルまで近づく)(7点)
「猫の隣りに座る」(9点)
「猫を抱っこする」(10点)
といったように
不安や恐怖を
惹起する事柄を
明確にして
それに点数を
つけてもらい
点数の
低いもの/こと
から
少しずつ
暴露して(触れて)
いきます。
恐怖感や
不安感が
なくなったら
次の段階の
もの/ことに
挑戦していく
…という
プロセスを
繰り返していき
不安感や恐怖感を
克服していきます。
(専門じゃないので
説明が雑ですみません💦)
暴露療法のひとつに
フラッディング法
という方法があります。
フラッディングとは
英語の
“Flooding”
という単語に
由来していて
つまり
洪水
という意味‼️
押し寄せる
洪水のように
一気に
最上級の
不安や恐怖を
惹起するものに
暴露して
一気に
不安や恐怖を
克服しよう‼️
というもの。
これ
成功したときは
めちゃくちゃ
効果がある‼️
ので
ハイリスク
ハイリターン
ではありますが
失敗したら
この経験が
更なる
トラウマ
となって
恐怖心や
不安感を
もっと
強固なものに
してしまう‼️
という
落とし穴が
あるのです。
せっかく
不安感や恐怖心を
緩和させたくて
セラピー/
カウンセリングを
受けたとしても
その
不安感や
恐怖心が
さらに
強固なものに
なっては
元も子もない
ですよね⁉️
こういったことを
回避するためにも
その人が
向き合える
範囲の中で
自分自身と
向き合ってもらい
その許容範囲を
少しずつ
広げていく
…ということを
私は大事に
しています。
どれだけ
「早く
治り(良くなり)
たいので
大丈夫です!
大変でも
がんばります!」
と言われても
早く良くなりたい
という気持ちは
受けとめつつも
安心安全が
担保できないような
ペースで
セッションを
進めていくことは
プロとして
できかねます。
むしろ
そのペースや
許容範囲を
しっかりと
見極めた上で
セッションを
実施していく
ということが
私たち
セラピスト/
カウンセラーに
課せられている
プロ/専門家
としての
大事な責務
ですからね!
セラピー/
カウンセリングでは
程よいリスクを
とりながら
少しずつ
前に進めていくのが
良くなるための
一番の近道
です。
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください‼️
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