自分自身と向き合うのが難しい理由

【vol.1216】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

私の

セッションでは

 

 

「自分の

　身体や心の内側に

　

　目を向けてみると

　（耳を傾けてみると）

 

　何が見えてきますか？

 　（どんな声が

　　聞こえてきますか？）」

 

 

とクライエントに

尋ねることが

よくあります。

 

 

 

多くの

クライエントは

 

 

「はぁ？」

 

「それって

　どういうこと

　ですか？」

 

 

 

 

…と

困惑した表情を

見せますが

 

 

普段の

生活の中で

 

 

こんなことを

訊かれることは

滅多にないので

 

 

困惑するのも

当然です。

 

 

 

身体の中に

生じる感覚は

 

 

言葉をもたない

心の奥底に

眠っている声。

 

 

 

その声に

丁寧に

耳を傾けて

いくことは

 

 

私たちが

進みたい方向を

見出す助けと

なってくれます。

 

 

 

 

 

また

心の内側に

目を向けてみて

 

 

どんな感情

（気持ち）が

あるのか？

に気づいて

 

 

その感情を

しっかりと

感じきることは

 

 

心の奥底に

押し込められて

淀んでいた

感情のエネルギーに

 

 

流れをもたらして

くれます。

 

 

 

「流れる水は腐らず」

という

ことわざのように

 

 

 

 

流れる「感情」も

腐ることはない

んですよね。

 

 

 

流れることなく

心の奥底に

溜まって

いるからこそ

 

 

感情は

気づかないうちに

腐っていって

 

 

その感情が

破壊的な言動の

引き金となる。

 

 

 

そうならないためにも

 

 

感情に気づくこと

 

 

身体から

発せられる

言葉をもたない声を

聞くこと

 

 

…は

とても重要です。

 

 

 

そして

このプロセスが

巷でよく言われる

 

 

自分自身と

向き合うこと

の基本

 

 

でもあります。

 

 

 

今となっては

こんなことを

偉そうに言ってる

私ですが

 

 

私自身も

これが

できるように

なるまで

 

 

相当

苦労しました！

 

 

 

なぜ

こんなにも

 

 

自分自身と

向き合うことは

難しいのでしょう？

 

 

 

その理由は

私たちの

身体の構造に

ヒントが

隠されています。

 

 

 

目も耳も

身体の外側に

向けられていて

 

 

 

 

外部からの

刺激や情報を

キャッチするように

作られていますが

 

 

身体の内部の

刺激や情報を

 

 

自然に

得られるようには

作られて

いませんよね？

 

 

 

ですから

身体の内部で

生じている

身体感覚や感情は

 

 

何もせずして

キャッチすることは

できません。

 

 

 

つまり

 

 

意識的に

耳を傾けたり

目を向けたりする

必要がある

ということですし

 

 

何かを

習得するまでに

繰り返し体験を

積み上げていくのと

同じように

 

 

自分の

身体や心の内側が

 

 

見えてきたり

聞こえてきたり

するように

なるまでには

 

 

繰り返し体験を

重ねていく必要が

あります。

 

 

 

つまり

時間もかかる。

 

 

 

自分自身と

向き合う難しさは

 

 

こういうところにも

あったワケなんですね〜。

 

 

 

セラピー／

カウンセリングは

 

 

単に

話をする場所

だけではなく

 

 

感情や身体感覚への

気づきを深めて

いくことを通して

 

 

自分自身と

向き合う場所

でもあり、

 

 

セラピスト／

カウンセラーは

 

 

クライエントが

自分自身と

向き合う作業を

支援する

 

 

ファシリテーター

と言えるかも

しれません。

 

 

 

よりよく

生きるための

ヒントは

 

 

他人が

持っているもの

ではなく

 

 

あなた自身の

内側にあるもの。

 

 

 

自分自身と

しっかり

向き合って

 

 

前に進んで

いきませんか？