【vol.1152】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日、通訳を
していたときのこと。
トレーニング
ワークショップ
…といって
セラピストが
自分のスキルアップ
のために受ける
ワークショップ
だったのですが
ある参加者の方が
「この場面では
(クライエントに)
◯◯した方が
イイと思うのですが
それでイイですか?」
と講師のSueに
質問しました。
(右がSue)
Sueの答えは
非常にシンプル。
「私には
その答え
はわからないわ!
でも
クライエントは
それがイイかどうかを
知っている。
だから
クライエントに
訊いてみて!」
そして
その後の
休憩時間に
彼女は
こんなことを
私に教えてくれました。
「私たちも
クライエントも
セラピストが
正解を知ってる
…と勘違いしてるけど
正解を
知ってるのは
クライエント本人!
だから
クライエントに
それでイイか?
…と確認するのは
一番シンプルだし
間違いないこと
なのよね」
私も
その通り!
だと思います。
時々、
クライエントから
「子ども(親、夫/妻
恋人、友人、同僚…etc.)に
どうしてあげたら
イイですか?」
…などと
訊かれることは
しばしばなのですが
その当人でもない
私が
「〜したら
イイですよ!」
というのは
ちょっと無責任だと
思いませんか?
というのも
その人にとって
何がイイかだなんて
わからないですもんね〜。
むしろ
こちらが勝手に
「これがイイ‼️」
とコチラの考えを
一方的に
押しつけてしまうと
相手は
「やっぱり
誰も自分のことを
わかって
くれないんだ‼️」
…と
孤立感や無力感が
さらに募らせて
苦悩も
深まる一方です。
わかった“つもり”
になることは
簡単ですが
わかった“つもり”
になったことで
失われた
相手の信頼を
回復するのは
実に大変なことです。
そういった
行き違いを
なくするためにも
わかった“つもり”
になることなく
しっかりと
相手と向き合って
相手の
感じていることや
考えていることを
丁寧に
汲みとることは
大事なこと。
「謙虚にして驕らず」
…とは
先日逝去した
日本を代表する
経営者であった
稲盛和夫氏の
座右の銘ですが
専門家であることに
驕ることなく
謙虚であることを
忘れずにいたいものです。
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