出張から戻ってきた後の
愛猫の怒りから
関係の本質について考えました。
【vol.2413】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先週の京都の出張から戻ったら
我が家の愛猫リオ(♂)は
かなり怒っていました。

(帰宅直後のリオ)
私が京都に出張している間は
パートナーが家でリオとルナと
お留守番をしてくれていました。
昼間は普通に過ごしていたようですが
夜中になると、私を探すかのように
遠吠えをしていたそうです。
実は、これ、毎度のことなんですよね。
私たちがいなくなることは
動物にとっては
小さな「断絶(rupture)」なのかも
しれません。
匂いが変わり、声が聞こえず
いつもの気配がない。
リオはその揺れを
遠吠えというかたちで
表現していたのでしょうね。

帰宅後も
しばらくはツンとした態度。
ベッタリ甘えるわけでもありません。
でも─
火曜日の夜から
リオ(ルナ♀もですが…)は
私の枕元で眠るようになりました。
しかも、顔の真横(苦笑)。

(左がルナで、右がリオ)
呼吸が聞こえる距離。
体温を感じられる距離。
ベタベタはしない。
でも、いちばん近いところにいる。
これが、リオなりの
「repair(修復)」なのだと
思いました。
怒っているように見えても
怒りだけがあるとは限りません。
強い態度の奥には
寂しさや不安のような
もっと傷つきやすい気持ちが
隠れていることがあります。
大切な人が
突然いなくなったと感じたとき
つながりが遠のいたように思えたとき
私たちの中には小さな不安が生まれます。

でも
その不安をそのまま差し出すのは
どこか心もとない。
だから、ときにそれは
怒りという形で
表に出てくることがあるのです。
「どうしていなくなるの?」
という態度の奥には
「本当は、そばにいてほしい」
という気持ちが隠れているのです。
そんなリオの姿を見ながら
ふと、こんなことを思いました。
関係というのは
いつも安定していることが
大事なのではなく
揺れたあとに
どうやって戻ってくるかが
大切なのかもしれない…と。
揺れても
また戻ってこられる関係。
それが、安心を育てます。
そしてこれは
セラピーの中でも同じことが
起きているんですよね。
セラピーの時間も
いつも穏やかで
整っているわけではありません。
揺れることも
もちろん、あります。
怒りが出ることもあります。
距離を取りたくなる瞬間もあります。
でも
その揺れをなかったことにせず
そのまま一緒に見つめていく。
そして、もう一度、つながり直す。

そういった経験を重ねるうちに
神経系は少しずつ学んでいくのです。
「揺れても大丈夫」
「関係は壊れない」…と。
ひとりで抱えていると
怒りのままで
終わってしまうことがあります。
「そばにいてほしい」と
言えなかった気持ちが
そのまま置き去りになることも。
セラピーは揺れを安全に経験し
戻るプロセスを練習できる場所です。
完璧でなくていい。
揺れてもいい。
そこから、どう戻るか。
もし今
あなたが誰かとの関係で
揺れているのなら
私と一緒に「戻る力」を
育んでみませんか?

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