コントロールできないものを前にしたとき
私たちにはどんな選択肢があるのでしょう。
【vol.2390】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
札幌…というか北海道全域で
5日の夜から6日にかけて
発達した低気圧の影響で
暴風雪警報級の悪天候になるとの
予報が出ているせいもあって
既に、JR北海道が
明日以降の間引き運転などを
今のうちから決めるなど
悪天候への警戒が高まっています。
いろいろな面で
日常生活に不便が生じることは
確かですが
こうやって
市民の「安全」を第一に考えて
さまざまな組織が
早め早めの対策を
打ち出せるようになってきたのは
ここ数年のこと。
個人的には
社会がとても良い方向に
変わってきているな…と実感しています。
…というのも
日本の社会では
コントロール不可能な困難にも
果敢に立ち向かって
それを乗り越えることが美徳
…とされている風潮って
未だにあると思うんです。

でも
それってどうなのかな?と
思うこともしばしばです。
とりわけ
自然という私たち人間が
全くコントロールできないものを
前にして
それに立ち向かっていくことが
果たしてイイことなのか?
むしろ
コントロールできないものを前にして
無理やり何とかしようと抗うのではなく
むしろ
あるがままに受け入れることが
よっぽど大事なんじゃないか
…と思うのです。

そして
こうした姿勢は
セラピーに通ずるものがあると
思うんですよね。
セラピーでは
「何とかしよう」
「早く変わらなきゃ」
…とコントロールしようと
すればするほど
かえって
苦しさが増してしまうことが
決して、少なくありません。
変えられないものを前にして
力でねじ伏せるのではなく
まずは
「そう感じている自分がいる」
「今はこういう状態なんだ」
とマインドフルに
そのままをしっかりと
認めて、受けいれていく。

そこから少しずつ
本当に必要な力や回復が
自然と立ち現れるのを
何度も目にしてきました。
暴風雪に立ち向かうのではなく
立ち止まり、備え、身を守る。
それは
決して弱さではなく
とても成熟した判断なのだと思います。
人生も然り。
ひとりで抗わなくていい。
ひとりで耐えなくていい。
必要なときには立ち止まって
誰かに頼ることを
選んでもイイのです。
私たちの祖先が
そうやってしてきたからこそ
生存が可能になり
私たちが
こうやって今ここにいられるのも
そのお陰であることは
紛れもない事実なのですから…。
自然という偉大な力を前にして
私たち人間は無力なものです。
何もできないことに対して
イラダチや不甲斐なさを
感じるかも知れませんが
そういったときには
無理に抗うことなく
その事実を
ありのままに受けとめて
ジッとしているのが
いちばん賢い選択になることも。
みなさん
今日から明日にかけては
ご自身の安全を第一に
どうぞご無事でお過ごしください!

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