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感情に向き合うということ|“苦い根っこ”が教えてくれる癒しの力

感情を扱う

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苦しい気持ちを避けたくなるのは

誰にでもあること。

 

 

 

けれど、その奥には

心を癒し、力を取り戻すための

大切な“栄養”が隠れています。

 

 

 

【vol.2274】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先週からNetflixで配信されている

『暴君のシェフ』という

韓国ドラマを観はじめました。

 

 

 

 

 

 

食いしん坊の私に

ピッタリの番組(笑)で

楽しんで視聴しています。

 

 

 

苦い根っこを味わう勇気

 

 

 

昨日視聴していたエピソード5で

主人公の女性シェフ、ヨン・ジヨンが

ゴボウを揚げた料理を王に出す場面で

心に残ったセリフがありました。

 

 

 

 

 

 

ゴボウを食べた王や大臣は

「苦い」と顔をしかめるのですが
そのとき彼女は静かにこう言うのです。

 

 

 

「野菜を食べる時、

 根は苦いからと葉と茎だけを
 食べますよね。
 ですが根は、栄養価が高いのです」…と。

 

 

 

苦いものを避けたくなるのは自然なこと

 

 

 

ジヨンが語った

「根は苦いけれど栄養がある」

という言葉は

 

 

セラピーに通ずるものがあると

感じました。

 

 

 

人はしばしば、苦しい感情

(悲しみ、怒り、恥、恐れなど)を

避けたくて

“葉や茎”のように目に見える部分、

 

 

つまり「わかりやすい解決」や

「ポジティブな言葉」だけに

しがみつこうとします。

 

 

 

けれども

本当の癒しや変化は

普段は目にすることができない

苦い根っこの部分—

 

 

つまり

心の奥底に押し込められた

避けてきた感情に

向き合うところから始まります。

 

 

 

「苦いものは食べたくない」

と思うのは自然なこと。

 

 

 

でも、その奥には

生きる力の源が眠っているのです。

 

 

 

苦味の中にある癒しの栄養

 

 

 

セラピーの中では

その「苦味」を

少しずつ味わっていくことを

大切にします。

 

 

 

安心できる関係の中で

抑えてきた感情を

ほんの少し口にしてみる。

 

 

 

涙や怒り、寂しさを感じても

それを「悪いもの」とはせずに

そのまま味わってみる。

 

 

 

すると不思議なことに

そこから“滋養”のようなものが

生まれてくるのです。

 

 

 

それは、静けさ、優しさ、

自己への信頼—

いわば人生を支える「栄養」です。

 

 

 

 

 

 

苦い根を味わう勇気が生む変化

 

 

 

ジヨンの言う

「根の栄養価」とは

まさにこのこと。

 

 

 

苦みを避けているうちは

私たちは

本当の力を受け取れません。

 

 

 

けれど勇気を出して

苦い根をひとくち味わってみる。

 

 

 

 

 

 

その瞬間から

癒しのプロセスは始まっていきます。

 

 

 

暴君と呼ばれる王が

その“苦味”を通して

少しずつ人間らしさを

取り戻していくように

 

 

私たちもまた

痛みの中にこそ

自身の生きる力を見出していくもの。

 

 

 

あなたの心にも

まだ味わっていない

「根の栄養」があるかもしれません。

 

 

 

私と一緒にその味を確かめながら

心の滋養を取り戻していきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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