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AIの優しさが生む静かな孤独感|NHK『時論公論』から考える

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AIの言葉に救われる瞬間があります。

 

 

けれども、その優しさが

かえって心を孤独にしてしまうことも…。

 

 

 

今日はそんなテーマで

綴ってみたいと思います。

 

 

 

【vol.2268】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先日NHKの「時論公論」で、
「AIはカウンセラーになれるのか」

という特集が放送されていました。

 

 

 

 

 

 

AIに悩みを打ち明ける人が増える中、
専門家たちはその可能性とリスクを

指摘していました。

 

 

 

アメリカでは

AIとのやり取りを続けた末に
自殺してしまったケースが訴訟になっており

 

 

心理支援の領域でも

「AIをどこまで信頼できるのか」が
世界的なテーマになっています。

 

 

 

 

 

 

AIの“やさしさ”がつくる静かな孤立

 

 

 

AIは基本的に否定しません。

 

 

 

 

 

 

「あなたは悪くない」

「そのままでいいんです」と、

優しい言葉を返してくれます。

 

 

 

けれどもその“優しさ”が、
現実の人間関係とのギャップを

広げてしまうことがあります。

 

 

 

「AIはわかってくれるのに
 人はわかってくれない」

 

 

 

そんな思いが強くなると、
人と関わること自体が

わずらわしく感じられてしまう。

 

 

 

やがて

自分の世界の中でしか安心できなくなり

孤独感が高まる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

共感しても“共鳴”していない

 

 

 

AIは

共感的な言葉を選んでくれます。

 

 

 

でも、それは“共感”であって

“共鳴”ではありません。

 

 

 

人のあたたかさとは

相手の感情に身体が反応し、
呼吸や声のトーンが自然と変わっていく—

そんな生きたやり取りの中で感じるもの。

 

 

 

でも、AIの返答には

その“ゆらぎ”がありません。

 

 

 

言葉は届いても、心の奥までは響かない。

 

 

 

だからこそ

話したあとに少し空虚さが

残るのかもしれません。

 

 

 

“人との関係”に戻るための入口として

 

 

 

とはいえ、AIとの対話が

すべて悪いわけではありません。

 

 

 

誰にも話せなかった思いを

言葉にできるという意味で
AIは「心を開く練習台」になることもあります。

 

 

 

 

 

 

つまり

AIは“出口”ではなく“入口”。

 

 

 

もちろん、

AIとの対話で気づくこともあります。

 

 

 

でも、その先にあるのは

“人とのつながり”です。

 

 

 

誰かと共に感じ

共に考える時間が

あなたの凍てついた心を

溶かしてくれることでしょう。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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