
自分では
「当たり前」と思っていることが
実は大切な強みかもしれません。
【vol.2244】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日、台湾とアメリカのAEDP仲間と
来月末に控えたセミナーの打ち合わせを
Zoomでしていたときのこと。
「Yukaは、既に実践しているのね!」
と台湾のセラピストから言われました。
テーマは
「文化に調和したセラピー」と
「セラピーの西洋中心からの解放」。
そんな壮大なテーマに
どんな風にアプローチしていこうか?と
意見を交わしていたときのひと言でした。
自分としては
意識してやっていたわけではなく
むしろ当たり前にしていること。
けれど
他者の目を通して
改めて指摘されることで
「あ、これは私の強みなんだ」
と気づかされたのです。
日常の中で
自分が無意識にしていることや
自然にやれていることは
どうしても“当たり前”に思えてしまいます。
自分ができるからこそ
「こんなことは誰でもできる」
と思い込んで
わざわざ自分の強みとして
捉えることはないんですよね。
けれど、
その“当たり前”は
他者から見れば
特別で価値のあることだったりします。
人から見てもらってはじめて
「こんなこともできているんだ!」
と気づける。
強みは、しばしば自分ではなく、
他者の視点を通して
浮かび上がるのだと思います。
セラピーもまた
こうした“第三者の目”を提供する場です。
クライエント自身にとっては
「普通」や「当たり前」に見えることを
セラピストが丁寧に受けとめ、映し返す。
そのプロセスを通して
本人が自分の強みや価値に
気づいていくことがあります。
この気づきは
自己肯定感を育むうえで
欠かせない要素です。
「自分にはこんな力があったんだ」
と感じられる瞬間は
心に安心と自信を育てていきます。
あなたが「当たり前」と
思っていることの中に
実は大きな意味や価値が
隠れているかもしれません。
そして、それを映し出してくれるのは、
身近な誰かのひと言や
セラピーのような第三者のまなざしであり
そういった気づきを
安心して受けとめられる場が必要です。
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