
名古屋の街を歩いて
札幌とは違う人の多さと熱気に
圧倒されました。
その体験から
環境が心に与える影響の大きさ、
そして
「ちょうどよさ」を探すことの大切さを
改めて考えました。
【vol.2232】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日は愛知淑徳大学で開催されている
人間性心理学会の年次大会に出席してから
午後は、ちょっと街ぶらしてみました。
本当は
熱田神宮に行ってみたかったのですが
今日の名古屋は、なんと39.1℃!
命の危険を感じたので
無理することなく
ホテル近くにある
名古屋駅周辺のデパート散策に
留めておきました。
(名古屋と言えば、ナナちゃん!)
駅周辺を歩いただけなのですが
人の多さと街の大きさに圧倒されました。
札幌から来ると
まるでスケールが違う
世界に迷い込んだような感覚。
私がよく行く
札幌駅の大丸デパ地下も
普段から賑わっていますが
今日行った髙島屋は
その3倍は混んでいたのではないか?
と思うほど
人と人がすれ違うたびに
肩がぶつかりそうな熱気でした。
人混みに飲み込まれるような体験は
心理的にも「圧倒される」という反応を
呼び起こします。
これは単なる比喩ではなく
実際に交感神経が高ぶり
心拍数や緊張感が上がる身体的な反応です。
セラピーの場面でも
似たようなことが起こるんですよね。
たとえば、誰かからの
言葉や表情の「圧」が強すぎると
クライエントは
「自分の気持ちがかき消されてしまいそう」
と感じることがあります。
また、セラピストが
情報や問いかけを与えすぎると
安心よりも
疲労を感じてしまうこともあるのです。
名古屋のデパ地下の賑わいが
「活気」とも「混雑」とも映るように
人にとって
心地よい距離感や刺激の量は
それぞれ違います。
ある人にとっては
にぎやかさが安心につながり
別の人にとっては
静けさが安全を感じさせる。
セラピーで大事なのは
その人にとっての
「ちょうどよい刺激量」を
一緒に見つけていくことです。
安心して
自分の感情を感じられる環境が整ったとき
人は自然と内側の力を取り戻していきます。
名古屋の街の中に立って
札幌とは異なる「人の多さ」や
「街の熱気」を体感したことで
改めて
「環境が心に与える影響」の大きさを
実感しました。
日常の中で
「ちょっと圧倒されているな」と感じたとき
それは心のサインかもしれません。
そんなときは一歩立ち止まって
自分にとって心地よい距離やペースを
探してみるとイイかもしれません。
とはいえ
その「ちょうどよさ」を
ひとりで見つけるのは
簡単ではないこともあります。
そんなときは…
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
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定休日 | 日・祝日・月 |