『よくできました！』がもたらす修正体験｜安心と自信を積み重ねるプロセス

「できないこと」ではなく

「できていること」を見てもらう体験は

少しずつ安心と自信を積み重ねてくれます。

 

 

 

【vol.2228】

 

 

 

こんにちは！
カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

 

 

 

昨日の夜は、1ヶ月ぶりの

スーパーヴィジョン（指導）の

セッションでした。

 

 

 

昨日のスーパーヴィジョンは

先週の月曜日に

私が指導者のBenに送っていた

 

 

私がクライエントと実施した

セッションの詳細にわたる

分析内容に基づいて行う予定でした。

 

 

 

その文書に目を通した彼は

先週のうちにこんなメールを

送ってくれたのです。

 

 

 

 

 

 

添削された分析内容の文書には

細かなコメントがありましたが

 

 

全体を通してのメッセージは

“しっかりできている”という承認でした。

 

 

 

 

 

 

読むだけで胸がじんわりと温かくなり

安心と誇らしさが同時にこみあげてきました。

 

 

 

 

 

 

そんなふうに温かく受け入れてくれる

Benとのスーパーヴィジョンは

毎回とても有意義で楽しい時間です。

 

 

 

それでも不思議なことに

始まる直前は

めちゃくちゃ緊張してしまうのです。

 

 

 

 

 

 

彼が意地悪なことを言う人でないことも

頭では十分わかっているのに

不思議と体が固くなるのを

止めることができないのです。

 

 

 

 

 

 

振り返ると、それは

私がこれまで両親や先生、

あるいは以前の指導者から

 

 

どちらかといえば

「できていないこと」を

多く指摘されてきたからなんですよね。

 

 

 

 

 

 

テストで間違えた箇所や

足りない部分ばかりに目を向けられるうちに

 

 

「できない私はどう思われるだろう？」

 

 

という不安が前面に出てきて

知らず知らずのうちに

萎縮してしまうようになったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

そんな話を

昨日のスーパーヴィジョンで

Benにシェアしたとき、

彼は穏やかにこう問いかけてくれました。

 

 

 

 

 

 

その瞬間、胸の奥がふっとゆるみました。

 

 

 

 

 

 

努力や力を

そのまま肯定的に受けとめてもらえることは

私にとってとても新鮮で

同時に安心をもたらす体験でした。

 

 

 

 

 

 

一度きりで

劇的に変わるわけではありませんが

 

 

毎回のスーパーヴィジョンで

こういったポジティブな体験を

繰り返すことで

 

 

私の中にあった

防衛の壁は少しずつ下がっていき

 

 

それと同時に

「私は大丈夫なんだ」という自信が

積み上がっていくのを実感しています。

 

 

 

 

 

 

このような経験は

corrective experience（修正体験）

と呼ばれています。

 

 

 

セラピーは、安心できる関係性の中での

こういったポジティブな体験を

繰り返しを積み重ねていくことで

 

 

それまでのネガティブな体験やトラウマを

「修正」していき

より適応的な考え方や捉え方へと導いていきます。

 

 

 

こうした修正体験は

あなた自身の心にも

少しずつ変化をもたらしていくはず。

 

 

 

その道のりを

私に伴走させてもらえませんか？