国際学会で実感した共通点｜違いを超えて人とつながる幸せ

国際学会に参加して通訳を務めながら

世界中の参加者と対話を重ねる中で

「人は同じなんだ」と心から実感しました。

 

 

 

【vol.2222】

 

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

 

 

 

今日から

札幌で開催されている国際学会に

通訳として参加しています。

 

 

 

英語が苦手な日本人の方々を

サポートするために

会場に入っているのですが

 

 

ただの「言葉の橋渡し」にとどまらない

大切なことに気づかされました。

 

 

 

 

 

 

私が担当したワークショップの会場には

日本をはじめ、オーストラリア、台湾、ロシア、

マレーシアジョージア、ブラジル、アメリカなど…

世界各地からの参加者が集まっていました。

 

 

 

 

 

 

文化も言葉も背景も違う人たちが一堂に会する

――それだけで圧倒されるような場です。

 

 

 

 

 

 

けれど、不思議なことに

多くの人が口にしていたのは

「違い」ではなく「共通点」についてでした。

 

 

 

私たちは国が違っても、母語が違っても、

同じような悩みを抱え、

同じように大切なものを守ろうとしている。

 

 

 

参加者たちは

そのことを繰り返し言及していて

通訳をしながら私自身も

胸が熱くなる瞬間が何度もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通訳という仕事は

言葉を正確に伝えることが役割です。

 

 

 

でも、今日ほど

「言葉を超えて伝わっていくものがある」

と実感したことはありません。

 

 

 

誰かの体験や想いを

別の言語に移し替えるとき、

そこに流れる感情や願いまでもが

自然と会場に響き渡っていくのです。

 

 

その瞬間、

「ああ、人間って同じなんだ」

と心から思いました。

 

 

 

 

 

 

そして

違いを超えてつながりを感じられること――

それは本当に幸せなことなのだと思います。

 

 

 

 

 

 

分断や対立が

ニュースで報じられることも多い

世の中ですが

 

 

実際には

「私たちは同じ人間」という

確かな共通項がある。

 

 

 

そのことを肌で感じられた一日は

とても豊かな時間でした。

 

 

 

この体験を胸に

明日からもまた会場で

参加者の言葉を届けていきたいと思います。