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それは拒絶じゃない|朝ドラ『あんぱん』に学ぶ“線引き”の力

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親子の関係だからこそ

“ここまで”という線引きが

必要だったりするときがあります。

 

 

 

【vol.2211】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

「よくぞ言った!」—嵩が母に放ったひと言

 

 

 

毎日欠かさず観ている

NHKの朝ドラ『あんぱん』。

 

 

 

昨日の回では

ようやく嵩が百貨店を辞めて

まんが一本の道を進むことになり

 

 

それを母親に報告すると

案の定、猛烈な反対。

 

 

 

そして

嵩が放ったひと言があっぱれでした。

 

 

 

「もう僕たちの人生に

 立ち入らないでくれ」

 

 

 

 

 

 

その瞬間、

私は心の中で小さくガッツポーズ。

 

 

 

 

 

 

だって

親は子どもがいくつになっても

心配するものだ…とは言え

 

 

結婚して、家庭を持っている

大人の息子夫婦が

納得して下した人生の決断に

 

 

母親があれこれ口出ししてくるのは

境界線の侵害です。

 

 

 

これまで嵩は

母親に理不尽なことを言われても

「NO」を突きつけられませんでした。

 

 

 

そんな彼が、ここにきて初めて

自分の意思をハッキリと伝えたのです。

 

 

 

しっかり、きっぱりと線引きができた瞬間に

私は「よくぞ言った!」と

思わず声をあげたくなりました。

 

 

 

 

境界線を引くことは

相手を拒絶することじゃない

 

 

 

セラピーでも

こうした「NO」を伝える瞬間は

関係性の大きな転換点となります。

 

 

 

境界線を引くことは

相手を拒絶することではなく

自分らしさを守りながら

健全な関係を保つための行為

 

 

 

むしろ

ちゃんと線引きできてこそ

お互いが安心してつながれる関係が

築けるのです。

 

 

 

“ここまで”を伝える力は育てられる

 

 

 

境界線を守る力は

すぐには身につかないことも多いです。

 

 

 

というのも

私たちは小さい頃から

 

 

「我慢すること」

「親の意向に従うこと」

 

 

が当たり前になっているから。

 

 

 

けれど、練習を積み重ねていくことで

少しずつ「ここまではOK、ここから先はNO」と

言えるようになっていきます。

 

 

 

今回の嵩のセリフは

まさにその練習の集大成で

 

 

彼が自分の人生のハンドルを

しっかりと自分の手に戻した

瞬間のように見えました。

 

 

 

 

 

 

境界線を引くことは

決して冷たいことではありません。

 

 

 

それは

「私は私の人生を大切にするし

 あなたの人生も尊重します」

というメッセージでもあるのです。

 

 

 

そんな力を身につけて

自分の人生のハンドルを

しっかり握った日々を送りませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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