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共感できない自分もいていい|ミセス騒音トラブルとセラピー的まなざし

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Mrs. GREEN APPLEの騒音トラブルから

“感じる自由”について考えてみました。

 

 

 

【vol.2200】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

いいもの=気持ちいい、とは限らない

 

 

 

この週末、人気バンドMrs. GREEN APPLEの

野外ライブをめぐる騒音トラブルが

SNSを中心に大きな話題になっていましたね。

 

 

 

横浜の山下ふ頭での

ライブだったようですが

重低音が15キロ先のあたりまで

響いていたようです。

 

 

 

 

 

 

これを“騒音問題”と捉えていた人に対して

一部のファンからは

 

 

「タダで聴けたんだからラッキーじゃん」

「野外ライブってこういうもの。 心が狭い」

 

 

といった声もあがっていましたが

 

 

“いいもの”とされているものであっても

それを「しんどい」と感じる人がいて

当然なんですよね。

 

 

 

セラピーで大切にする「感じる自由」

 

 

 

セラピーでは

「何を感じてもOK」というスタンスを

大切にしています。

 

 

 

たとえそれが—

 

 

✔️ 人に言いづらい気持ちでも

✔️ “ポジティブ”とは言い難い感覚でも

✔️ 周囲の感じ方とは異なっていても

 

 

 

あなたの中に生まれたその感覚は

ちゃんと意味のあるものなのです。

 

 

 

「感動するべき」

「ラッキーと思うべき」

 

 

 

そんな“べき”に縛られることで

自分の感覚が置き去りにされてしまったり

ないものとして扱われてしまったりすると

 

 

人はどこかで無力感やモヤモヤを

抱えるようになります。

 

 

 

 

 

 

声の大きさに、かき消されないために

 

 

 

「最高」「感動した」という

ミセスのファンの気持ちと同じくらい

 

 

「うるさかった」「つらかった」

「嫌だった」という声も

本当は大切にされていいんですよね。

 

 

 

セラピーは

そうした“声にならない声”を

丁寧に聴いていく場所でもあります。

 

 

 

「私はこう感じていたんだ」と気づき

「その感覚を持っていてもいい」と

確かめ直すことで

自分の輪郭を取り戻して行く。

 

 

 

そんなプロセスなのです。

 

 

 

「感じたくない」と思った自分を責めないで

 

 

 

ミセスの音楽が好きな人も

苦手な人がいてもイイんです。

 

 

 

野外ライブを嬉しく思う人も

それを不快に感じる人もいる。

 

 

 

それは自然なこと。

 

 

 

「うるさくてつらい」

そんな思いにふたをしないこと。

 

 

 

そして

そう感じている人の感覚を

否定しないこと。

 

 

 

なぜならば

それは感情や心の健康を守るための

大切な一歩だから。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

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