
Mrs. GREEN APPLEの騒音トラブルから
“感じる自由”について考えてみました。
【vol.2200】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
この週末、人気バンドMrs. GREEN APPLEの
野外ライブをめぐる騒音トラブルが
SNSを中心に大きな話題になっていましたね。
横浜の山下ふ頭での
ライブだったようですが
重低音が15キロ先のあたりまで
響いていたようです。
今日のミセスのライブの音漏れは大田区の蒲田〜大森あたりまで届いてるようで。
これが21時まだ続くのはなかなかの騒音問題じゃないか???#MrsGREENAPPLE pic.twitter.com/wuZF6teFy2— はると (@H_and_his_T) July 27, 2025
これを“騒音問題”と捉えていた人に対して
一部のファンからは
「タダで聴けたんだからラッキーじゃん」
「野外ライブってこういうもの。 心が狭い」
といった声もあがっていましたが
“いいもの”とされているものであっても
それを「しんどい」と感じる人がいて
当然なんですよね。
セラピーでは
「何を感じてもOK」というスタンスを
大切にしています。
たとえそれが—
✔️ 人に言いづらい気持ちでも
✔️ “ポジティブ”とは言い難い感覚でも
✔️ 周囲の感じ方とは異なっていても
あなたの中に生まれたその感覚は
ちゃんと意味のあるものなのです。
「感動するべき」
「ラッキーと思うべき」
そんな“べき”に縛られることで
自分の感覚が置き去りにされてしまったり
ないものとして扱われてしまったりすると
人はどこかで無力感やモヤモヤを
抱えるようになります。
「最高」「感動した」という
ミセスのファンの気持ちと同じくらい
「うるさかった」「つらかった」
「嫌だった」という声も
本当は大切にされていいんですよね。
セラピーは
そうした“声にならない声”を
丁寧に聴いていく場所でもあります。
「私はこう感じていたんだ」と気づき
「その感覚を持っていてもいい」と
確かめ直すことで
自分の輪郭を取り戻して行く。
そんなプロセスなのです。
ミセスの音楽が好きな人も
苦手な人がいてもイイんです。
野外ライブを嬉しく思う人も
それを不快に感じる人もいる。
それは自然なこと。
「うるさくてつらい」
そんな思いにふたをしないこと。
そして
そう感じている人の感覚を
否定しないこと。
なぜならば
それは感情や心の健康を守るための
大切な一歩だから。
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