
わかってるはずなのに、自分を責めてしまう。
そんなとき、ふっと心をほどいてくれたのは、
大切な人のひと言でした。
【vol.2186】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日は22時から
スーパーヴィジョン(指導)の
セッションがありました。
AEDP®︎の認定資格の取得に向けて
最後の追い込みをしているところです。
今年の2月からは
AEDP研究所の
シニアファカルティ(上級教員)である
Ben Medleyから
2週に1回の指導を受けています。
認定審査を受けるには
実際のクライエントとの
「これぞAEDP!」というセッションの録画を
2本提出する必要があり
そのうえで—
✔︎ セッションでのやりとりを
AEDPの理論に基づいて詳細に分析した
逐語録(マイクロアナリシス)
✔︎ 自己内省的なエッセイ
といった、まあまあ大がかりな
提出物を用意しなければなりません。
現在はその逐語録をBenと一緒に
振り返っているところなのですが
これが、なかなか一筋縄では
いかないのです。
自分なりに
マイクロアナリシスを作成してみて
Benからのフィードバックを受けて
現在修正を進めているところ。
やりとりを逐一、
細かく分析する作業は
想像以上に地味で繊細で
集中力も神経も使います。
そんな作業をしていると
今ではだいぶ緩くなったとはいえ
私の中の
“完璧主義で自己批判的な部分”が
ムクっと顔を出してきます。
「なんでこんなことも気づけなかったの?」
「本当にこれでイイと思ってる?」
「まだ足りない。もっとちゃんとしなさいよ!」
そして
そんな“内なる批判者”の声が
私の頭の中でリピート再生されるのです。
自分にやさしくするって
言うほど簡単じゃない
もちろん
そういうときには
「セルフ・コンパッション」が
大事だということは
セラピストとしても
痛いほどわかっています。
「頑張ってるよね」
「難しいことに挑戦してるんだから
(一筋縄でいかないのも)当然だよ」と
自分にやさしく
声をかけることの大切さも…。
でも、ぶっちゃけ
それができないときだって
あるんです!
頭ではわかっていても
心が追いつかないときって
誰にでもありますよね、
にんげんだもの(by相田みつを)。
そんなとき
私の支えになってくれるのが
スーパーヴィジョンのセッションで
Benがかけてくれた言葉の数々です。
昨日のセッションでも
Benはこう言ってくれました。
君の2つのビデオを観て
(認定を取れるのは)間違いないと
確信している。
あとは体裁を整えるだけだよ。
僕がいるから、安心して!
完璧にやらなきゃ
ダメな自分は出しちゃいけない—
そんな“古い信念”が顔を出したとき
Benが何度もかけてくれた
こういった言葉を思い出すと
ふっと肩の力が抜けるのです。
「そっか、私はひとりじゃなんだ」
「信じてくれている人がいるんだ」
そう思えるだけで
「もう少し頑張ってみよう」と
前を向ける勇気が湧いてくるのです。
学びの道は
いつだって凪ではなく
波あり風あり。
だからこそ
仲間や指導者の存在は
本当に大きな支えになります。
セラピーも然り。
ひとりで抱えてきた想いや
誰にも言えなかった心の声を
やさしく受けとめてくれる人がいる。
そう思えることは
それだけで回復の一歩になります。
自分ひとりでは気づけなかった強さや
見過ごしてきたやさしさに
ふと出会える瞬間もあるかもしれません。
ときには
自分を責めてしまうあなたも
頑張りすぎて疲れてしまったあなたも—
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