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違和感に耳を澄ませて|問いを持つことは関係を育てる第一歩

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「どうして?」「なんで?」

子どもの頃から、ずっと私は

問いを抱えながら生きてきました。

 

 

違和感を無視せずに向き合うことは

ときに勇気がいりますが、

それは関係性や組織の健全さを守るための

大切な行為でもあるのです。

 

 

 

【vol.2161】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

子どもの頃、私はよく母に

「どうして?」「なんでそうなるの?」

と質問する子どもでした。

 

 

 

 

 

 

「そういうものなの!」に
黙らされてきた
子ども時代

 

 

でも

母はたいてい怪訝そうな顔をして

「そういうものなの!」

と答えるだけ。

 

 

 

“そういうもの”

 

 

 

この言葉は

何かを終わらせたり、黙らせたりする力を

持っていたように思います。

 

 

 

「それ以上は考えなくてイイ」

「疑問を持つな」

 

 

 

 

 

 

なんだか

そう言われているような

気がしていました。

 

 

 

大人になるにつれ

 

 

「そんなこと考えてる

 時間やエネルギーがもったいない」

 

「言っても変わらないんだから

 最初から黙っていた方が賢明」

 

 

と言われることも増えましたし

 

 

また「どうして?」

と問いを立てることは

 

 

“空気を読まない面倒な奴”

“和を乱す厄介者”

 

 

というレッテルを貼られて

排除されるリスクがあることを

学習すると

 

 

適当に流すことができず

面倒なことを考えてしまう自分を

恨むこともありました。

 

 

 

それでも、やっぱり、これって

生まれ持った性なんでしょうね。

 

 

 

私は、やっぱり

「わからないことを

 そのままにしておくこと」

が苦手なのです。

 

 

 

最近、

関わってるある組織が下した決断が

公平さと透明性に欠けていたことで

 

 

「どうして?」という疑問が

またフツフツと湧いてきました。

 

 

 

“面倒な人”になりたくない気持ちと
それでも声を上げたい理由

 

 

 

自分の立場や関係性を考えると

声を上げない方が安全ですし

 

 

声を上げることによって

私に振りかかってくるであろうリスクも

容易に想像がつくのですが

 

 

それでも

「問いを持つこと」

「その場の空気より

 組織の公平性や健全性を大事にすること」

を選びたいと思うのです。

 

 

 

 

私にとって

「問いを持つこと」は

誰かを責めたり、自身の正しさを

振りかざしたいからではありません。

 

 

 

「問い」を立てることによって

ひとりでも多くの人が安心を得られたり

開かれた場になる可能性がある——

そう信じているから。

 

 

 

 

 

 

また、問いを立てることは

ときとして、誰かの痛みや違和感を

代弁することでもあります。

 

 

 

誰かの「どうして?」が

ちゃんと受けとめられる

社会であってほしいし

 

 

その姿勢は

セラピストとしての私自身が

日々のセッションの中で

大切にしているあり方にも通じています。

 

 

 

問いは関係性を壊すためではなく
育てるためにある

 

 

 

問いを持つことは

いつだって関係を壊すためじゃなく

関係を育てていくためにある。

 

 

 

だから私は

これからも問いを大切にしながら

 

 

関係の中にある

「小さな違和感」にも耳を傾けて

 

 

そこから生まれる対話を

信じていたいと思うのです。

 

 

 

ひとりで抱え込まずに

一緒に「問い」考えてくれる人がいること。

 

 

 

それは

私たちにとって大きな力になります。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

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