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ふと訪れる“気づき”という贈りもの ― エピファニーとセラピーの交差点

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【vol.2104】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日、オフィスから

自宅に向かう帰宅途中

 

 

「ゆかちゃん?」

 

 

と思いもかけない場所で

声をかけられました。

 

 

 

振り返ってみると…

ついさっきまで連絡を取り合っていた

高校時代から仲良くさせてもらってる

友人がいたという!

 

 

 

なんとも言えない

タイムリーな遭遇に驚きつつも

 

 

お互い嬉しくなってしまって

すぐには別れることはできず

 

 

近くのお店に入って

おしゃべりすることになりました。

 

 

 

互いの近況報告しながらも

まあまあディープな話をしている中で

彼女がふとこんなことを言いました。

 

 

 

「人って、変わる瞬間があるよね」。

 

 

 

 

 

その言葉を聞いた瞬間、

不意に大学時代に出会った

“ある言葉”が浮かんできました。

 

 

 

それは

エピファニー(epiphany)

 

 

 

カナダの大学在学中に受けていた

英文学の授業で学んだ概念で

 

 

当時は正直

ピンとこなかったのですが

 

 

不思議と、なぜか、

この言葉だけは印象に残っていて

今でも覚えているのです。

 

 

 

「エピファニー」とは

 

 

アイルランド出身の小説家で

20世紀モダニズム文学の巨匠とされる

ジェームズ・ジョイスの

文学哲学の中核をなす概念で

 

 

 

 

日常の中でふと訪れる

人生や自分自身の本質に触れる瞬間

と定義されています。

 

 

 

それは決して

ドラマチックなものではなく

静かでささやかな“気づき”ではありますが

 

 

その一瞬が

その人の世界観を変えてしまうほどの

力を持っている。

 

 

 

セラピー/カウンセリングの現場でも

似たような瞬間に遭遇することがあります。

 

 

 

✔︎ 「自分が怒っていたのは、
   実は悲しかったから」と気づくとき

 

✔︎   過去の記憶を語りながら

    自然と涙がこぼれるとき

 

✔︎   長い間、心の中にあった“わからなさ”が
  ようやく言葉として出てきたとき

 

 

 

 

 

それらはすべて

その人の心の奥深くに触れたときに

はじめて生じる気づきの瞬間ですが

 

 

セラピーの中で

安全で信頼できる関係性が

十分に育まれていると

 

 

それを無理に起こさずとも

自然と起きてくるものなんですよね。

 

 

 

人生の中で経験を重ねて

セラピストとして日々

人と向き合ってきた今

 

 

大学生の頃は

ただの言葉だった“エピファニー”は

 

 

今は、静かに実感として

私の心に根づいています。

 

 

 

セラピーの中でふと訪れる

静かで小さな“気づき”の瞬間。

 

 

 

それはたとえ

ドラマチックなものでは

なかったとしても

 

 

人生の見え方を少し変えるような

力を持っていると思います。

 

 

 

そうした変化は

ひとりで抱えているときには

気づきにくいものだからこそ…

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

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