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【vol.2036】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
新聞記者さんから取材を受けたというのは
昨日のブログでもお伝えした通りなのですが
取材のプロセスの中で
改めて気づかされたことがあります。
取材では
心の専門家としての一意見ではなく
私個人の過去の体験を中心に据えて
インタービューが進められて
自分のことについて話すことが
多かったんですが
私の話を聴いた記者さんの
リアクションを目の当たりにして
改めて
ハッとさせられたことが
多々ありました。
私にとっては
日常の中で繰り返されるエピソードで
それが当時は「当たり前」でしたし
今となっては
「過去のこと」くらいにしか
思っていなかったのですが
それを聴いた記者さんが
などという言葉と共に
驚いたり苦々しい表情を
私に見せていたんです。
そういったリアクションを
目の当たりにすることで
当時感じていた
苦しさや痛みといったものは
なんら変なものではなく
むしろ
感じて然るべき当然な感情であり
妥当なものだったのだ
…ということを
改めて認識させられて
ハッとした次第です。
自分と自分の感情は
一体化しているがゆえに
自分が「どう感じているのか?」
という感情を認識することは
思いの外
難しかったりするもの。
それがゆえに
目の前にいる人のリアクションは
それまで気づけなかった
自分の感情が鏡のように
視覚的にハッキリと映し出されるので
それまで認識するのが難しかった感情が
認識しやすくなるんですよね。
私が目の当たりにした
記者さんのリアクションは
「厳しいと思ってイイんだ」
「そんなことを言われて
傷つくのは当然のことなのだ」
と自分自身の痛みや傷つきが
しっかりと肯定された感じがして
ある種の安堵感を覚えました。
自分自身を見るためには
鏡が必要であるように
目には見えない
感情を見ていくためには
その人の感情体験を
鏡のように映し出してくれる人が
必要です。
セラピスト/カウンセラーは
クライエントの鏡になることで
クライエントひとりでは
なかなか気づくことのできない
心の奥底に埋もれてしまった感情を
意識化していくのを促していきます。
感情に気づくことなくしては
感情体験を深めていくことはできないので
埋もれてしまった感情を
認識するということは
感情をプロセスしていく
ーつまり、癒しを得るーための
重要なファーストステップなのです。
そんな自分ひとりでは
なかなか見ることができない
心の奥底に埋もれている
癒しを必要とする感情を
私を鏡として
一緒に見ていきませんか?
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