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【vol.2033】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近、DVやモラルハラスメントについて
お話するきっかけがあって
この2冊のマンガを
久しぶりに読み返していました。
DVやモラルハラスメントの本質や
そういった「トラウマ」が
なぜ次の世代へと連鎖していくのか?
…というメカニズムについて
視覚的にわかりやすく描かれている
優れた作品なので
DVやモラルハラスメント、
いわゆる毒親問題に悩んでいる人も
そうでない人にも
オススメしたい一冊です。
実は
この2冊のマンガを購入したのは
かなり前のことなのですが
中川瑛さんが
北海道出身の方だということを
今日はじめて知ったんですよね〜。
同郷ということで
一気に親近感が湧いてきて
どんな方なのかしら?と
ググってみたら
今、何かと世間を賑わせている文春の
こちらの記事に遭遇しました。
⬇︎⬇︎⬇︎
中川さん自身が
“モラハラ夫”の当事者であったことは
上述のマンガを通して知っていましたが
今まで知らなかった
彼自身のプライベートなエピソードが
紹介されていて
興味深く読ませてもらいました。
特に
私が印象に残ったのは
暴力やDV、虐待的な関わりといった
「トラウマ」がなぜ「連鎖する」のか?
…ということについて
中川さんが言及したこの部分。
『悲しみと一緒に生きる力を持てない』。これがトラウマが連鎖することの正体だと思います。依存症とか暴力とかDVとかの本質にあるのは、『不条理や悲しみ、苦しみがあることを認められない、一緒にいることができない』ということであり、それが最も根本的な意味で連鎖しているのではないかと思います。
大学受験に失敗したときに
中川さんの母親は落ち込む彼に
「そんな辛気臭い顔やめてくれない?
こっちまで気分が滅入るわ」
と言い放ったそうです。
悲しかったり
苦しかったり
痛みを感じたりする時
そういった感情に
ひとりで
真正面から向き合うことは
感情の波に圧倒されて
呑み込まれやしないかと
怖くなるもの。
ですから
そういった感情に
一緒に寄り添ってくれる人が
必要なんですよね。
その苦しみに寄り添って
一緒に受けとめてくれる人がいると
ポジティブなものであれ
ネガティブなものであれ
自身の感情と
共(一緒)にいることが可能になる。
そういった体験を
積み重ねていくことで
少しずつ私たちは
感情と一緒に生きる力を
育んでいくものなのです。
AEDP™️セラピーにおいては
セラピスト/カウンセラーは
いかなる感情も
分析したり、ジャッジすることなく
あるがままに受けとめて
「その気持ちを
私と一緒に感じとってみませんか?」
などと促し
クライエントが
安心感をもって
感情に向き合えるように
「共にいる(Being With)」
というスタンス(姿勢)を
とても大切にしています。
そうやって
安心感をもって向き合えた感情を
クライエントが
安心して深めていけるように
セラピスト/カウンセラーが支えていくと
感情を十分に感じきる
(プロセスする)ことができ
「気持ちが軽くなる」
「ホッとする」
といった
ポジティブな変容が生じます。
こういった変容体験を
繰り返し積み重ねていくことで
ひとりでも
感情をプロセスする力
つまり
自身の感情と一緒に生きる力が
身についていき
それと同時に
過去のトラウマや苦しみも癒やされて
自己受容も深まっていきます。
ですから
トラウマの連鎖を止めるためには
自分の弱さや苦しみ、不条理を認め
そして
自身の感情と共にいる力が
何よりも不可欠なのです!
AEDP™️セラピーで
感情にフォーカスを当てる理由は
ここにあります。
AEDP™️では
感情を深く体験することによって
その感情のプロセスを促し
トラウマを癒し
ポジティブな変容を後押しします。
たったひとりでは
共にいることが
なかなか難しく感じられる感情ですが
安全に感情と向き合うサポートをする
AEDP™️セラピストの私と共に
感情と一緒に生きる力を
身につけていきませんか?
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