【vol.1996】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日の午後は
AEDP™️研究所のトレーニングで
一緒にアシスタントを務めたことを通して
仲良くなった同年代の女性台湾人セラピストと
久しぶりにzoomでおしゃべりをしました。
彼女とは
ちょうど1年前くらいに知り合って
ときどきこうやって
仕事のことやプライベートのことを含めて
いろんなことを話しているのですが
今日は
「イイ人をやめる」ということが
私たちの話題に上がりました。
この「イイ人をやめる」ということは
セラピー/カウンセリングの
中心的テーマになることも多いですが
海外のトレーニングに参加していると
自己主張が強い欧米諸国の人たちの間でも
「イイ人をやめられない」で
思い悩んでいる人が結構いたりして
これって人間関係における
万国共通の普遍的なテーマ
であることを実感させられます。
「イイ人」にもいろいろあるので
ちゃんとした定義を示すことは
難しいですが
✔︎ 他人の期待に応えるのが先で
自分のことは後回し
✔︎ いつも愛想が良くて笑顔、
他人に親切で、明るく振る舞う
✔︎ 普段は自分の感情は押し殺すが
時々、感情の爆発が突然起こる
…といったような点が
「イイ人」の特徴と言えるでしょう。
こういった
「イイ人やめる」ことを主眼に置いて
セラピー/セッションをしていくと
必然的に
自分の感情やニーズ
欲求を満たすために必要な
適切な自己主張ができるようになることが
ひとつの目標になってきますが
その過程で必ずと言ってイイほど
ぶち当たる壁があります。
「イイ人」がイイ人でいることで
自分の要求が通ったり
思い通りになったりするという
恩恵を受けていた周囲の人たちから
激しい抵抗を受ける
ということが出てきます。
イイ人をやめられてしまったら
それまで難なく通っていた自分の要求が
思い通りに行かなくなるのですから
罪悪感を
抱かせるようなことを言ってきたり
感情を揺さぶってきたりして
相手も必死になってあの手この手で
イイ人をやめるのを
阻止してくるわけです。
実は
こういった抵抗が出てくるのは
想定の範囲内のことなので
「周りの人と
軋轢が生じることがあるけれども
それはあなたが変化してきている証」
と予め説明しています。
というのも
そうすることで
周りの人から抵抗を受けたとしても
自分と相手との間に
何が起きているのかを
理解することができるので
「私がダメなんだ!」
と過度な自責に陥ったり
心を大きく揺さぶられて
相手の思惑に呑み込まれたりすることを
ある程度防げるから。
こんな風に
「イイ人をやめる」のは
一筋縄ではいきませんが
決して不可能なことではありません。
「イイ人でいなければならない」
という呪縛から自由になって
他人の期待に応える人生ではなく
真の意味で
自分の人生を歩んでみませんか?
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