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感情はあなたの大切な宝物

感情を扱う

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【vol.1993】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

昨年の夏に

映画館で上映されはじめたとき

 

 

「すぐにでも観たい!」

 

 

と思いながらも

吹き替え版しか上映されていなくて

泣く泣く諦めた映画が

 

 

ようやく

デジタル配信されるようにもなった

と知って

 

 

このお正月

早速観てみることにしました。

 

 

 

それがコチラ!

『インサイド・ヘッド2』

 

 

 

 

 

私たちの感情について

わかりやすく可視化してくれている

アニメーション映画で

 

 

一作目も含めて

超オススメの作品です!

 

 

 

今回は主人公のライリーが

思春期に突入して

 

 

「不安」や「羞恥」

「嫉妬」や「怠惰」といった

 

 

より複雑な感情たちが

芽生えてくることによって

 

 

感情の嵐の中に呑み込まれて

“ジブンラシサ”

(自分らしさ/sense of self)が

グラグラと揺らいでしまう

 

 

 

 

…という思春期の心理的な課題を

扱った内容なのですが

 

 

大人の私たちにも

十分に通じるものがあって

この映画から学べることも多いです。

 

 

 

個人的に

これってめちゃくちゃ大事!

と思ったのは

 

 

不安という感情のキャラクター

「シンパイ」(Anxiety)がこぼす

こんな台詞。

 

 

 

ごめんなさい
私は彼女を守ろうとしたの
でも そうだね
私たちは彼女らしさを決められない

 

 

 

 

 

不安という感情によって引き出される

私たちの言動は

 

 

ときとして

私たちを窮地に追い込むことがありますが

 

 

「私たちを守る」ための必死の試み

なのです。

 

 

 

ですから

不安を忌み嫌う必要は全くありません。

 

 

 

むしろ

そういった不安は何を恐れて

何から私たちを守ろうとしてるのか?

 

 

…ということを

しっかりと見てあげることが

 

 

逆説的に聞こえるかもしれませんが

不安を緩和してくれるものなのです。

 

 

 

不安の役割に言及した

とても重要な台詞だと思いました。

 

 

 

そして、もうひとつ。

 

 

 

シンパイの

「私たちは彼女らしさを決められない」

という台詞を聴いて

「ヨロコビ」はハッとします。

 

 

 

というのも

それまでのヨロコビたちは

「良い」とされる記憶のみを残すようにして

 

 

失敗や恥ずかしい思い出なんかは

記憶の底に葬ってしまっていたことに

気づくのです。

 

 

 

ライリーを

いわゆる「イイ子」にするために…。

 

 

 

でも、成功や嬉しい思い出ばかりが

その人“らしさ”をつくるのではありません。

 

 

 

誰ひとりとして

完璧な人がいないように

ライリーも決して

完璧な女の子ではありません。

 

 

 

「私はいい人」

「私はわがまま」

「私はやさしい」

「私はダメ」

「皆に溶け込みたいけど

 自分らしくいたい」

「勇敢だけど怖がり」

「間違える 親切で意地悪」

「いい友達で悪い友達」

「弱い 助けが要る」

 

 

 

成功もすれば失敗もするし、

ポジティブな面もあれば

ネガティブな面もある。

 

 

 

そういった

さまざまな体験の中で生じた

感情の積み重ねというものが

 

 

私たちの

“ジブンラシサ”という花を

咲かせてくれる

 

 

ひとつたりとも

欠かすことができない

大切な自分の一部なんですよね。

 

 

 

 

 

どんな感情も、きっと宝物になる。

 

 

 

どんな感情にも役割があって

私たちが生きる上では

決して欠かせないものです。

 

 

 

排除するのではなく

どんな感情をも

ウェルカムできるスペースを

 

 

自分自身の中に

つくることができるようになると

 

 

感情は厄介なものではなく

きっと大切な宝物になることでしょう。

 

 

 

また、どんな自分も

大切な自分の一部であるということを

受けいれることができるようになると

 

 

肩の力を抜いて

グッと楽にもなれることでしょう。

 

 

 

感情にフォーカスを当てた

セラピー/カウンセリングを受けることで

 

 

感情についての理解を深めたり

扱い方を身につけたりすることを通して

かけがえのない宝物を手に入れませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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