【vol.1970】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
もうかれこれ5日ほど前の話になりますが
このニュースが報じられたときは
芸能界のことに疎い私でも
さすがビックリしてしまいました。
私が小学校の高学年から
中学生にかけての頃に
めちゃくちゃ売れていた
私たち世代のアイドルの代表格でしたし
まだ年齢的にも若いこともあって
突然飛び込んできた訃報は
信じがたいものがありました。
この数日は
そんな中山美穂さんの早い死を弔う言葉を
目の当たりにすることが多かったのですが
その中でもXで見かけた
トレンディドラマ(死語?)全盛期の
売れっ子脚本家の北川悦吏子さんの
こんな投稿がグッと胸に響きました。
そうか。溜め込まないで泣いとこう。無理してたら余計やばい。自分の書いたヒロインに初めて死なれた。自分の一部が死んだみたいなんだ。
— 北川悦吏子 (@halu1224) December 9, 2024
(「死なれた」という表現には
正直、ちょっと違和感がありますが…)
大切な人やものを失ったときの悲しみから
涙を流すということは
私たち人間にとって
ごくごく自然な営みなんですよね。
むしろ
涙を溜め込んでしまうということは
その感情のエネルギーの流れを
ストップさせてしまうということ。
行き場を失ったエネルギーは
心身に停滞するほかなく
「悲しみ」という感情も
鬱積してしまいます。
身体が涙を流したいときは
身体がそうするのを
欲している/必要としているので
そうさせてあげることで
心身を満たすことは大事なことですし
そうやってはじめて
「悲しみ」という感情を
プロセス(完了)することができて
前を向いて歩いていけるようになるもの。
そういう意味でも
無理をせずに溜め込むことなく
涙をしっかりと流せることは
実に健康的なことなのです!
実際に
涙にはコルチゾールと呼ばれる
ストレスホルモンを低下する作用があることが
知られていますし
涙を流した後には
苦痛を和らげるホルモンとして知られる
エンドルフィンが増加するという報告もあって
涙を流す効能は
脳科学的にも認められています。
泣きたいときは
泣きたいだけ泣いてイイ。
なぜならば
そうやって人は悲しみを
乗り越えていくものだから。
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