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侮ってはならない「ため息の力」

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【vol.1951】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

この1週間ほど

緊張を強いられる状況下に

置かれているせいか

 

 

口を開けるたびに

「はぁ…」とため息しか

出てこないんですよね。

 

 

 

 

 

ため息をつく回数が

めちゃくちゃ多くなって

自分でも嫌になるほどで

 

 

パートナーといるときには

ついつい「ゴメン!」と

口走ってしまうのですが

 

 

私が置かれている状況を

知っているパートナーに

 

 

謝ることじゃないよ。

この状況じゃ

ため息しか出てこないのも

無理もないしね〜。

 

 

と言われてはじめて「そうだよね」と

ふと我に返ることができる…

ということが続いています。

 

 

 

人前で私がため息をつく度に

「ゴメン!」と口走ってしまうのは

 

 

恐らく

 

 

「ため息をつくと幸せが逃げていく」

「他人に不快感を与えてしまう」

 

 

という

ネガティブな思考が

植えつけられてしまって

 

 

ため息=悪=ダメなこと

 

 

という思い込みがあるから。

 

 

 

 

 

でも

よくよく考えてみたら

「ため息できるって重要だな!」

と思ったんですよね。

 

 

 

というのも

緊張を強いられているときって

知らず知らずのうちに

息を止めがちになって

 

 

呼吸が浅くなっていることが

多かったりします。

 

 

 

呼吸が浅くなると

血液中の酸素が不足するので

 

 

身体は交感神経を活性化させて

血管を収縮させることで血圧を上げ

全身に酸素をめぐらせようとします。

 

 

 

緊張状態に置かれているときは

どうしても

交感神経が優位になりがちで

身体のバランスに偏りが生じますが

 

 

ため息は

それまで止まりがちだった息が

再び蘇る瞬間でもあり

 

 

「はぁ…」とため息をつくことで

浅かった呼吸が深くなり

 

 

それによって

身体をリラックスさせる

副交感神経が活性化されて

 

 

自律神経のバランスが

保たれるようになるのです。

 

 

 

 

 

そう考えると

ため息は決して悪いことではなく

 

 

むしろ

健康をキープするために

必要不可欠なことなんです。

 

 

 

無意識ではありますが

身体は私たちに必要なものやことを

私たち以上にちゃんと知っているので

 

 

身体がしたいようにさせてあげる

…ということは大事なこと。

 

 

 

ため息をついてしまうのは

身体がそれを欲しており

私たちにとって必要なことなので

我慢すべきではないんですよね。

 

 

 

そう思ったら

ため息をつくことへの罪悪感が

グッと減りました!

 

 

 

たかがため息、されどため息。

 

 

 

ため息の意味を侮ることなく

身体の声にも

しっかりと耳を傾けていくことで

 

 

この緊張を強いられる状況を

うまく乗り越えていきたいと思った次第です。

 

 

ため息の力
侮ることなかれ!

 

 

 

 

 

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