自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

大切にしたい「行間を読む力」

LINEで送る
Pocket

【vol.1920】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

最近、本を読むとなると

もっぱら専門書ばかりで

小説やエッセイなどの類から

足が遠のいていたのですが

 

 

先日のブログでご紹介した

柚木麻子著の『BUTTER』を読み始めてから

小説熱がジワジワと高まってきて

 

 

今年のノーベル賞作家の作品や

友人にオススメしてもらった作品をダウンロードして

隙間時間に読んでいるところです。

 

 

 

 

 

あまり今まで

考えたことがなかったのですが

 

 

最近、小説を読むようになって

なんだかセラピストの仕事に

通じるものがあるなぁ

 

 

…と思いました。

 

 

 

小説を読むときは

単にストーリー展開を

追っていくだけでなく

 

 

「行間を読む」ことが大事

と言われていますよね。

 

 

 

「行間を読む」とは

実際には書かれていないけれども

自身の想像力をフルに働かせて

 

 

登場人物の感情だったり

著者が伝えようとしている

隠れたメッセージ性なんかを

汲みとっていくこと。

 

 

 

そうすることで

ストーリーに厚みが出てきて

理解や面白さに

深みが出てくるわけです。

 

 

 

 

 

セラピー/カウンセリングでいうと

「行間を読む」というのは

クライエントの

非言語の変化を追っていくこと。

 

 

 

私がトレーニングを受けている

AEDP™️セラピーでは

 

 

表情は声のトーン、

目線や姿勢、ジェスチャーなどの

非言語の変化を追っていくことを

 

 

「トラッキング(追跡)」

と呼んでいます。

 

 

 

 

 

クライエントが話す内容

つまりストーリーに

耳を傾けるのはもちろんですが

 

 

そこばかりに焦点を当てても

表層的なことしか見えてきませんが

 

 

話をしながら

その瞬間ごとに起きている

クライエントの

身体的な変化というものは

 

 

感情がシフトしたり

何か感情が出てきたりしている

重要なサインでもあるので

 

 

「どんな感情が出てきているのだろうか?」

「クライエントの心の中で

 何が起きているのだろうか?」

 

 

ということを

自身の想像力をフルに働かせて

 

 

クライエントの感情や気持ちを

汲みとりながら働きかけていくと

 

 

クライエントという

ひとりの人間の理解が

ドンドン深まっていくんですよね。

 

 

 

そういった意味で

小説もセラピー/カウンセリングも

「行間を読む」ことが肝になる!

と改めて実感した次第です。

 

 

 

知識を蓄えたり

アップデートするために

専門書を読むことは

もちろん大切だと思いますが

 

 

クライエントの口から

積極的には語られることがない

感情や隠れたメッセージを汲みとる

 

 

行間を読む力をもっと磨いて

セラピー/カウンセリングに

活かしていくためにも

 

 

今年の「読書の秋」は

小説に重点を置いていこうと思います!

 

 

 

オススメの小説や作家さん、
是非教えてください!

 

 

LINEで送る
Pocket

お問い合わせ

住所 〒060-0042
札幌市中央区大通西1丁目14-2
桂和大通ビル50 9F
マップを見る
営業時間 【火~金】13:00~20:15
【土】10:00~17:00
定休日 日・祝日・月

           

女性公認心理師
臨床心理士

                               
名前向  裕加
住まい北海道