理想と現実のあいだ

【vol.1901】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

内閣府の男女共同参画局のHPで
地域における相談ニーズに関する調査

の結果にザッと目を通していたのですが

 

 

現実の厳しさを目の当たりにして

ちょっと愕然としてしまいました。

 

 

 

悩みや困りごとの深刻さは

回答者によって

かなり異なることかと思いますが

 

 

弁護士やカウンセラーなど

資格をもった専門家に相談した人は

 

 

悲しいかな、たったの…

たったの…3.9%！

（↑おそらく大半は弁護士…）

 

 

 

 

 

そして

半数近くの人たちは

 

 

「匿名で相談できる」

「お金をかけずに相談できる」

「自分の好きなときに相談できる」

 

 

ことを希望していて

 

 

 

 

思わず

という心の声が

こぼれ出てしまいました。

 

 

 

私が提供している

セラピー／カウンセリングのセッションは

ボランティアではないですし

 

 

これで生計を立てている以上

無料で提供することはできないんですよね。

 

 

 

そして

その費用のお支払いは

銀行振込もしくはクレジットカードで

お願いしているので

 

 

そもそも

匿名では相談できない仕組みには

なっていますが

 

 

個人的には

匿名でのセッションは

お引き受けできないと思っています。

 

 

 

というのも

相談者が匿名だと

いろんな面において
責任をもって対応する困難さが

生じてきますからね…。

 

 

 

 

 

ちょっと嬉しいかも？

…と思ったのは

下記の図表で示されているように

 

 

悩みや困りごとの解決のために

思い浮かべる相談機関や人の

比較的高いランクに

 

 

セラピスト／カウンセラーが

位置づけられていて

 

 

少しずつ社会における認知度が

高まってきている証なのかな？

と感じました。

 

 

 

 

 

ただ

実際に利用したことがあるのは

たったの11%で

 

 

この11%のほとんどは

おそらく病院や医師かと…。

 

 

 

 

 

世の中の人たちが求めている

相談ニーズを知って

現実の厳しさを痛感させられた次第です。

 

 

 

セラピー／カウンセリングの

プロセスと一緒で

 

 

一晩にして

世の中がガラリと変わることは

期待できません。

 

 

 

今月末には

衆議院総選挙となりそうですが

政治にも関心を向けて

 

 

この日本の社会で

セラピー／カウンセリングが

少しずつでも普及していくよう

 

 

自分ができることを

しっかりやり続けていきたいと思います！