自己肯定感を高めて人生を前向きに!
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「好き」を大切にできる先にある最高の人生

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【vol.1894】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

最初は全然興味がなかった

NHKの朝ドラ『虎に翼』。

 

 

 

たまたま

パートナーに教えてもらって

観はじめたら

 

 

気づけば

毎日観るのを楽しみにしている

自分がいました。

 

 

 

登場人物と自分を重ねて

一緒になって怒ったり、泣いたり、

笑ったり、喜んだり、悲しんだり…。

 

 

 

 

 

これほどまでに

私の琴線に触れたドラマって

未だかつてあっただろうか?

…と思うほど。

 

 

 

明日の最終回を前にして

今日のエピソードも

しょっぱなから大号泣しちゃいました。

 

 

 

昨日のエピソードの最後の方で

寅子の娘の優未が

 

 

「私は世間から見たら失敗してるよ。

大学院中退して、フラフラしてるわけだから」

と言ったことを受けて

 

 

母としては

未だに失敗だらけな気がする寅子は

戦死した元夫の優三の写真をみながら

 

 

「(母親には)根本的に向いていないのよね…」

 

 

とこぼしたのを
優未が見ていたんですよね。

 

 

 

そして、そんな寅子に

優未はこう言ったのでした。

 

 

私ね、寄生虫の研究も好き。

家のことも、料理も好き。

 

読書も好きだし、麻雀も好き。

着付けも、お茶も、刺繍も好き。

 

笹竹で働く時間も

ひとりでいる時間も

お母さんといる時間も好き。

 

好きなこととやりたいことが

た〜っくさんあるの。

 

だから、つまりね、

この先、私は何にだってなれるのよ。

それって最高の人生でしょ?

 

最高に育ててもらったって思ってるから。

だから、私のことは心配ご無用です。

 

小さい頃、話してくれたでしょ?

拠り所はつくって欲しいって。

 

 

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「好き」という感覚は

とても大事だと思うのですが

 

 

今の時代

何かを「好きだ」と言ったら

それにコミットして

 

 

職業にしたり

成果を出したりすること

 

 

そして

それを最後まで諦めることなく

全身全霊で取り組むことを求められて

 

 

走り続けるなければならないことに

息苦しさを感じている人は

私も含めて多いような気がします。

 

 

 

先日のブログで紹介した

『娘が母を殺すには?』という本の著者が書いた

こちらの本を昨日まで読んでいたのですが

 

 

 

 

『「全身全霊を」をやめませんか?』

というタイトルがつけられた最終章に

こんなことが書かれていました。

 

 

 

疲労するくらい頑張っていないと、成果なんて、出ない。だからこそ無理してでも頑張った人を褒め称えるべきだ。(中略)というか日本はヒロイックなまでに「無理して頑張った」話が美談になりがちではないだろうか。高校野球とか、箱根駅伝とか、情熱大陸とか……挙げればきりがない。

(三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』p.203)

 

 

 

好きではじめたことでも

全身全霊頑張って

成果を出してこそなんぼ!

というプレッシャーにさらされ

 

 

「無理して頑張った」結果として

何者かになることが

あたかも立派なこととされている

この日本の社会では

 

 

優未みたいに

たくさんの好きがあって

ひとつに絞ることなくやっていたり

 

 

彼女が研究者の道から降りたように

中途半端で終わろうものなら

 

 

「時間の無駄」
「世の中そんなに甘くない」

「何を目指してるの?」

 

 

などと揶揄されがち。

 

 

 

でも

今日の優未の言葉は

 

 

好きがたくさんあることは

人生を豊かにしてくれ

 

 

それはいろんなところに

心の拠り所がある証拠だという

大切なことを教えてくれましたし

 

 

成果を上げたり、何者かになったり

一度始めたことを

成し遂げたりすることだけが

人生の「成功」ではないこと、

 

 

また、自分自身に

ダメ出しするのではなく

 

 

「これが私の人生なのだ」

 

 

という肯定感と共に

後悔することなく

人生をやり切ることが

 

 

私たちひとりひとりが目指していきたい

「幸せ」の方向性なのだと感じました。

 

 

 

 

 

世間の評価や価値観ではなく

あなた自身のものさしで見つけた

「好き」を大切に育むことで

 

 

人生を彩り豊かなものへと

していきませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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