「安全性」を担保するということ

【vol.1893】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

この三連休、

通訳の仕事をしているうちは

そうでもなかったのですが

 

 

終わった翌日から

疲れがドッと押し寄せてきて

昨日と今日はかなりしんどかったです。

 

 

 

疲れているせいか

身体が何か酸っぱいものを欲していて

 

 

身体から発せられる声に耳を傾けて

今日のお昼は『黒酢麺』を食べたのですが

 

 

このチョイスが大正解で

随分と身体が楽になったんですよね！

 

 

 

やっぱり身体や心の声を

しっかりと聴くことって大事！と思いました。

 

 

 

 

 

そんな疲れをもたらす通訳の仕事は

結構な大変な仕事ではありますが

 

 

毎度のことながら

この経験によって

私自身が力づけられることもあって

 

 

今回も

「あぁ、大変だけどやって良かった！」

と思えたことがありました。

 

 

 

セラピーやカウンセリングでは

とても繊細でデリケートな

心の内面を扱うので

 

 

クライエントには

そういったものを表出しても大丈夫だ！

と思えるくらいの十分な安全性を

セラピストが担保していくことが

 

 

セッションを進めて行く上での

絶対条件になっていきます。

 

 

 

 

 

それは

セラピストやカウンセラーが集う

トレーニング（研修）でも同じ。

 

 

 

十分な安全性が

担保されていないことには

 

 

萎縮してしまったり失敗を恐れたりして

新しいことにチャレンジできないので

学びが深まっていきません。

 

 

 

そういった意味で

学びの場にも

「安全性」を担保するということは

成長のための必須条件なんですよね。

 

 

 

今回のワークショップの講師のSueは

大ベテランのセラピストなので

そんなことは百も承知で

 

 

もちろん

ワークショップの参加者に対して

「安全性」を担保するための

細やかな工夫を随所でしているのは

私の目から見ても明らかでした。

 

 

（Sueと通訳の私）

 

 

 

ですが、驚いたことに

ワークショップに3日間連続で参加していた

はるばる鳥取から来ていた

同業者（臨床心理士）の女性が

 

 

通訳の私のところにわざわざやってきて

こんなフィードバックをしてくれたんです！

 

 

 

 

 

ワークショップには

通訳として参加していたので

 

 

参加者のみなさんに

わかりやすく訳せていたのであれば

それは嬉しい話なのですが

 

 

セラピスト／カウンセラーが

本業の私としては

私自身のあり方に

 

 

「安全性」を感じた

 

 

と言ってもらえたことが

何よりも嬉しかったんですよね！

 

 

 

「安全性」を担保したり

つくり上げていくためには

何かを意図的にしていくというよりは

 

 

これまでに培ってきた

佇まいやあり方、世界観など

意識的にはコントロールできないものが

そこに現れることが多いので

 

 

誰かからのフィードバックがないと

自分ではよくわからない

…というのが率直なところ。

 

 

 

なので

こんなフィードバックをもらえると

 

 

「自分が歩んできた道は

　間違いではなかった」

 

「この方向性でイイんだ」

 

 

…と

これまでの自分を肯定されたようで

心強い気持ちなれたのが大きな収獲でした。

 

 

 

 

 

何事も何人も

「安全」に感じられてはじめて

動き出すことができるもの。

 

 

 

関わる人すべての人たちに

「安全性」を担保できるように

 

 

これからも自分自身のあり方を

磨き続けていきたいと思った次第です。