【vol.1892】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日のブログでもお伝えしたとおり
この三連休は通訳の仕事をしていました。
年に1回ほどではありますが
オーストラリア人セラピストの
Sue Danielの通訳を
2000年からさせてもらっています。
彼女の専門である
Psychodrama(心理劇)は
私は学んではいませんが
私がトレーニングを受けている
AEDP™️セラピーにも
通ずるところはたくさんあって
とても勉強になりますし
セラピスト/カウンセラーとしての
あり方や世界観、哲学なども
彼女から学ぶことが多いんですよね。
そんな彼女に一番近いところで
お金をもらいながら
たくさんのことを学べるのは
この上ない幸せですし
彼女は私の最高のメンターです!
今回のワークショップでも
たくさんのことを学びましたが
印象に残っている言葉があります。
それは彼女が発した
Healthy selfish
という言葉でした。
日本語に訳すとき
selfishは「ワガママ」と訳されがちで
他人を差しおいてでも
自分の欲しいものを手に入れるという
ネガティブな印象がついて回りますよね。
だから
“Healthy selfish”という言葉を
彼女の口から出たことに
ちょっぴり驚いたのですが
すぐにその意図が理解できました。
Selfishという言葉は
自分を中心にして物事を考えるという
「自分本位に」という意味もあります。
私たちは
「他の人の気持ちを考えなさい」
「人に優しく/親切にしなさい」
などと言われて育ってきていますし
他人のために行動することが
美徳として描かれることが多い
日本では特に
自分たちの
気持ちや欲求、ニーズやケアを
後回しにしてでも
周りの人のことを優先しがち。
でも
他人のことばかり考えていたら
自分の気持ちや欲求、ニーズやケアが
満たされないまま放置されるので
不満は募る一方です。
それがあるポイントに達すると
キレたり、ウツになったり、
燃え尽きてしまったり…などと
いろんな形で
外へ出てきてしまいます。
こうなっては
誰にとってもイイことは
ひとつもありませんよね?
そうならないためにも
私たちは時々
Healthy selfishになる必要がある
ということ。
自分自身の健康や成長、
人生の喜びや自由、幸せのために
まずは
自分の気持ちや欲求、ニーズを満たして
必要としているケアを与えることを
自身に許可してあげることは大切なことです。
そうすることは
決して自分のためだけではなく
回り回って
周りの人のためにもなるんですよね。
というのも
そうやって自分自身が
十分に満たされたり
ケアされたりしてはじめて
私たちは真の意味で
周りの人たちに優しくなれますし
そういった優しさは
自発的な親切心あふれる行動へと
自然につながっていくから。
そういった意味でも
Sueが言っていた“Healthy selfish”は
私たちの人生に必要不可欠です。
Healthy selfishになれるように
私と一緒にワークをしていきませんか?
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