自己肯定感を高めて人生を前向きに!
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「自分の人生を生きる」ために必要不可欠な主体性

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【vol.1883】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今、こちらの本を読んでいます。

 

 

 

 

 

『母を捨てる』とは

なんともセンセーショナルなタイトルですが

 

 

ノンフィクション作家の著者が

赤裸々に語った

母親に支配されてきた過去は

 

 

「壮絶」という言葉では

語り尽くせないほど凄まじいもので

 

 

ここまで生き延びてこられて

本当によかった!

…と思ったと同時に

 

 

タイトルになっている

「母を捨てる」に至ったのも無理はない

…という気持ちになりました。

 

 

 

この本の一部が紹介されたものは

下記の記事⬇︎から読めますので

ご興味がある方は是非!

 

 

 

 

 

ちょうど、今、読んでいるところは

著者が大学進学を機に

母親から物理的に離れて

母親の支配下から抜け出し

 

 

自分を取り戻そうとしている過程が

描かれている場面で

 

 

下記の箇所を読んで

「そうそう、これが大切だよね!」

と大きく頷いてしまいました。

 

 

一人暮らしではじめて迎えた朝のことは、鮮明に覚えている。薄ぼんやりとしたカーテンの向こうから差し込む朝日が眩しかったこと。母の選んだ毒々しいバラ柄のカーテンではなく、私自身が選んだシックなグレーのカーテンを自分の手で開けたこと。(中略)生きていてよかったと思えた。肩の力が抜けて、安心感で脱力した。それは今考えてみると、あの家で受けた傷の回復に大きくつながっていったと思う。

 

 

 

誰かの支配下に置かれているということは

個人としての主体性が奪われた状態にある

ということなので

 

 

心の傷の回復には

その主体性を取り戻すことが

重要なファクターになってきます。

 

 

 

主体性とは

自分自身の感じたことを大切にして

それに基づいた

決断や選択、行動をしていくこと。

 

 

 

もしかしたら

多くの人にとっては

カーテンの柄なんて

些細なことかも知れませんが

 

 

そういった些細なことでも

自らが自由に選びとっていける力が

自分にはあることを感じさせてくれる

体験を積み重ねていくことこそが

 

 

主体性の回復につながっていくので

決して侮ることはできないのです。

 

 

 

実際に

親やパートナーなどに

長らく支配されてきた

クライエントたちに

 

 

「(空き状況を伝えた上で)
 次回の予約はいつがイイですか?」

 

 

と訊くと

 

 

ほとんどの人は

「先生の都合のイイ日でいいです」

と言います。

 

 

 

これは典型的なパターンで

 

 

「自分には

 自由に選択する/決める
 権利や力はない」

 

 

と真剣に思っているので

そういった答えになりやすいのです。

 

 

 

一見すると

些細なことかも知れませんが

これは重要なポイントだと

私は思っているので

 

 

必ず、私はクライエントに

こう伝えるようにしています。

 

 

 

あなたに決めてほしいんです。

今までは『自分には選択権がない』と

思ってきたかも知れませんが

そうではありません。

あなたが決めてイイんですよ。

 

 

そういった

小さなところからスタートして

 

 

自分の意思で自由に選びとっていける

喜びと力が感じられる体験を

積み重ねていくことで

 

 

奪われた主体性が

少しずつ回復へと

つながっていくんですよね。

 

 

 

「生きていてよかったと思えた」

「肩の力が抜けて、安心感で脱力した」

という菅野さんの体験が

 

 

「あの家で受けた傷の回復に

大きくつながっていった」ように…。

 

 

 

 

 

長い年月をかけて奪われてきた

主体性を回復するのは

容易なことではありませんが

 

 

誰かの支配から解放されて

主体性を回復し

幸せになることは

決して不可能なことではありません。

 

 

 

「自分の人生」という物語の主人公は

他ならぬあなた自身です。

 

 

 

その物語を主人公として

一歩ずつ歩んでいくための力を

私と一緒に取り戻していきませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

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