大切にしたいのは、「受け売り」ではなく「自身の直感」

【vol.1859】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

こんな記事を見かけて読んだのですが

内容が微妙すぎて

「うーん…」と唸りこんでしまいました。

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私は

自身のキャリアのスタートが

大学病院の精神科で

 

 

そこには8年ほど在籍をして

たくさんの精神科医と

一緒に仕事をしてきました。

 

 

 

 

 

今でも

当時一緒に働いたドクターたちには

 

 

精神科医療の対応が必要なクライエントを

リファー（紹介）して

必要な対応をしてもらっていますし

 

 

逆に

「セラピー／カウンセリングをお願い！」

と精神科医療の枠内では

なかなか対応しきれない患者を

私にリファーしてくれて

 

 

それぞれの

専門性に対するリスペクトをしつつ

協働しています。

 

 

 

 

 

この世の中に

完璧（パーフェクト）なことがないように

 

 

もちろん

精神科医療が抱えている問題もありますし

精神科医療ができることには

限界があることも事実。

 

 

 

でも

私が身近なレベルで知っている

精神科のドクターたちは

 

 

限られた環境や状況の中でも

自身ができるベストを尽くして

精神科医療に携わっているのを

私自身は知っているので

 

 

精神科医やメンタルクリニックを

一括りにして「変だ」という

一方的なジャッジメントをしていることに

違和感を覚えました。

 

 

 

 

 

この記事の著者のプロフィールを見ると

精神科医療の領域で

仕事をしたこともないようなので

 

 

精神科医と仕事をしたことも

なさそうなんですよね。

 

 

 

自身の体験や経験なくして

人（クライエント）伝てに聞いた話だけで

そんな議論をしているのだとしたら

それは信憑性には欠けるかと…。

 

 

 

先日、

医療現場で働いた経験もなく

 

 

双極性障害と診断されるような人に

接したことがない経歴の

カウンセラーに

 

 

「あなたは双極性障害だ！」

 

 

と言われて

そう信じきっている人と

話をしたのですが

 

 

実際に詳しい話を聞いてみると

双極性障害というよりは

 

 

過去のトラウマから

自身の感情のアップ＆ダウンの調整が

うまくできないていないだけ（汗）。

 

 

 

双極性障害を抱えている人が

どんな感じなのかもわからないから

 

 

字面だけで

そういったアセスメント（評価）を

しちゃったんでしょうね。

 

 

 

素人の方からすると

実際はどうであれ

私たちは「プロフェッショナル」ですから

 

 

そう言われたら

信じきってしまうのも無理はありませんが

 

 

私からすると

その影響力を十分に考慮せずに

短絡的なアセスメントをしたように

感じたと同時に

 

 

セラピスト／カウンセラーの

クライエントに対する誠実さが欠けている

 

 

と思わずにはいられませんでした。

 

 

 

 

 

自身の経験をベースに

発言してるならまだしも

 

 

教科書で読んだだけだったり

人伝てに聞いた話を鵜呑みにして

 

 

一方的な

ジャッチメントを下すのは

非常に無責任だという意味で

 

 

セラピスト／カウンセラーの

風上にも置けません！

 

 

 

メディアに大々的に

とりあげられることが

その人の臨床能力を

反映しているわけではありません。

 

 

 

信じるべきは自身の直感。

 

 

 

私と一緒に

その直感を磨いて

確かなものにすることで

 

 

自身のアンテナの精度を上げて

生きづらさを緩和に

つなげていきませんか？