【vol.1854】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日、yahooニュースで
こんな記事を見かけました。
日本では民間資格が
法律によって制度化されていないこともあって
自分の経験やノウハウを体系化して
民間資格を作ってしまうことが
できてしまうんですよね。
なので
自分で資格をつくっておいて
その資格を自分に付与したり
つくった資格を取得させるために
講座や教材なんかをつくったりして
利益を上げている資格ビジネスが
いろんな分野で横行しています。
心理セラピー/カウンセリング業界も
そのひとつで
数えきれないくらいの資格が乱立しているので
セラピスト/カウンセラーと
名乗る人たちの質が玉石混淆なのが
日本の現状だったりします。
そういう意味で
資格取得のために必要な
カリキュラムがしっかりしていて
アカデミックなバックグラウンドがある
臨床心理士や公認心理師
という資格を保持している人は
一定水準の高い教育を受けて
必要最低限の知識やスキルを有する
というひとつの指標にはなり得るものの
だからといって
力量のある「いいカウンセラー」
というわけではない…というのは
記事のタイトルどおりかと思います。
SNSでの影響力があるから…
本をたくさん出版しているから…
テレビに出てるから…
大学教授だから…
力量がある
いいセラピスト/カウンセラーか?
というと
それも必ずしも
イコールではありません。
残念ながら
セラピスト/カウンセラーの
良し悪しというものは
なかなか判断がつきにくいものですが
私が個人的にいいと思う
セラピスト/カウンセラーの条件は
少なくとも
臨床心理士もしくは
公認心理士の資格を持っていて
クライエント(相談者)に
より良いサービスを提供するために
自身の専門性を高/深めるために
常にトレーニングを受けるなどして
自己研鑽に惜しみない投資をしている人。
ダブルライセンス
(臨床心理士&公認心理師)を
持っていても
資格を取得するのがゴールになっていて
そこで学びが止まっている人は
必要最低限のレベルしか望めません。
臨床心理士や公認心理士の
資格取得の際に得た
必要最低限レベルの知識やスキルの上に
自己研鑽という名の
たゆまぬ努力を積み重ねて
時代に即した知識やスキルを
アップデートしていける人が
いわゆる
いいセラピスト/
カウンセラーの条件だと思います。
ダブルライセンス
(臨床心理士&公認心理師)は
あくまでも必要最低条件。
たくさんの資格を持っている現状に
甘んじることなく
飽くなき向上心と探究心で
クライエントに様々な可能性を
提供できるような
セラピスト/カウンセラーに
出会えますように!
そんなことを祈りながら
また明日の朝の6時半からスタートする
トレーニングのアシスタント業務に備えて
ベッドに入りたいと思います。
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