セラピーの効果とBaby stepsと螺旋階段

【vol.1851】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

セッションをやっていると

どこかのポイントで

必ずと言ってイイほど

話題に挙がることがあります。

 

 

 

「変化が感じられない」

「全然、前に進めていない」

「同じところを行き来している」

 

 

 

セラピーによって得られる

変化や成長というものは

とても微細なので

なかなか気づきにくいものです。

 

 

 

ですから

不安になったり自信を失ったり

焦ったりするのも

無理はないんですよね。

 

 

 

ですから

そういった気持ちを一旦受けとめた上で

以下のような説明をさせてもらいます。

 

 

 

即効性のある

セラピー／カウンセリングは

劇薬のようなもので

 

 

効果を感じやすい反面

方法が過激だったり

甚大な副作用を引き起こしたりして

 

 

一歩間違えれば大きな危険を

冒かすことになりかねないので

 

 

安全を確保することを第一に

ゆっくり少しずつ進めていくことが

絶対条件となります。

 

 

 

英語には

“Baby steps lead to giant strides.”

という表現がありますが

 

 

これは直訳すると

赤ちゃんのよちよち歩きが

いずれは巨人の大きな歩幅になる

という意味。

 

 

 

つまり

小さなことを積み重ねていけば

大きな成長へとつながる

ということです。

 

 

 

昨日のブログで取り上げたように

北口選手を金メダル🥇に導いた

姿勢・身体作りも年単位での取組みですし

 

 

結果や効果を出すためには

たとえ小さかったとしても

日々の努力の積み重ねが不可欠です。

 

 

 

これは

セラピー／カウンセリングを受けて

その効果を感じられた方たちが

 

 

口を揃えたかのように

おっしゃることなのですが

 

 

セラピー／カウンセリングは

螺旋階段を昇っているようなものだと。

 

 

 

 

 

螺旋階段は基本的には

同じところをグルグルと

行ったり来たりしているので

前に進んでいるような気はしませんが

 

 

それを繰り返していくと

少しずつ上昇しているので

 

 

ふとしたときに

目を外に向けてみると

見える景色が全く異なっていることに

気づかされます。

 

 

 

セラピーのセッションも

同じことを繰り返しているだけ…

と思えるかも知れませんが

実は少しずつ上向きにはなってきていて

 

 

あるポイントで

その歩みを振り返ってみると

 

 

自身の変化や成長の大きさに

驚かされるクライエントは

決して少なくはありません。

 

 

 

そんなお話をさせていただくと

ほとんどの方は納得して下さいます。

 

 

 

私も、相当せっかちな性格で

早く結果を出したい！

と思うタイプの人間なので

 

 

結果が目に見えなかったり

効果の実感が乏しかったりすると

焦りや不安、疑念といった感情が

湧いてくることもありますが

 

 

そんなときには

Baby stepsと螺旋階段を

イメージしてみて

 

 

コツコツと

積み重ねることの必要性を

自分自身に言い聞かせるようにしています。

 

 

 

長い道のりのように感じるかも知れませんが

今までとは違う景色を見るために

私と一緒にセラピーに取り組んでみませんか？