撮影体験を通して改めて実感した「セラピーの基礎中の基礎」の威力

【vol.1824】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

先日お引き受けした

今秋の講演会の宣伝用のチラシに

私の写真も掲載したいと言われて

 

 

慌てて、今日の午前中、

プロフィール写真の撮影に行きました。

 

 

 

というのも

このHPで使用しているプロフィール写真、

お恥ずかしいことに…５年前のもの！

 

 

 

2年前の春から

実はヘアスタイルも

このとおりショートカットでして

⬇︎

 

 

 

 

 

HPを見て来談されたクライエントに

「髪、バッサリ切られたんですね〜」

なぁんてコメントされようものなら

 

 

騙しているみたいな気持ちになって

後ろめたさもあったんですよね〜。

 

 

 

今回依頼を受けた講演のチラシは

多くの人の目に触れることになりそうなので

 

 

これを機にプロフィール写真を刷新しよう！

…ということで、即行予約を入れて、

 

 

本日、Studio Lumoさんにて

写真撮影をしていただく運びになりました。

 

 

 

写真を撮影してもらいながら

肌で感じていたことは

 

 

「やっぱり

　プロのお仕事は素晴らしい！」

 

 

ということ。

 

 

 

 

 

スタジオには

ふたりっきりとは言え

まあまあ緊張するわけですよ。

 

 

 

誰かにこんなふうに

じっくり見られることって

そうそうないですしね。

 

 

 

しかも、ほんの数分前に

「はじめまして！」

という挨拶を交わした人に

笑顔を求められても

 

 

どんな顔をすればイイのかわからず

顔が引きつきっているのが

自分でもわかるんです。

 

 

 

でも

そういうときにすかさず

絶妙なタイミングで

カメラマンの女性が

シャッターを切りながら

 

 

「それです！その調子です！

　イイですよ〜！」

 

 

と声を掛けてくれるんです。

 

 

 

私は

何をしている（doing）わけでもなく

ただそこにいる（being）だけ。

 

 

 

なのに

「それでイイ！」

とvalidate（是認）されると

 

 

不思議と

「え、これでイイの？」

という気持ちが湧いてきて

 

 

それが幾度となく

繰り返されることで

次第に「これでイイんだ」と

思えるようになって

 

 

緊張が少しずつ解けて

安堵感や安心感が出てくるのを

自分自身でも感じました。

 

 

 

こういった

安堵感や安心感があったからこそ

 

 

自分らしい部分が

自然と表に出せることが

可能になったと思うんですよね。

 

 

 

その結果として

たくさんの自分らしい写真を

手にすることができた。

 

 

そう思います。

 

 

 

 

 

私のあり方（being）を

全面的に肯定してくれ

 

 

私の“らしさ”を

存分に引き出してくれ

その姿を写真に収めてくれた

プロの力に感謝するばかりです。

 

 

 

セラピー／カウンセリングも然り。

 

 

 

クライエントのあり方（being）を

全面的に肯定して

安堵感や安心感を与えることができれば

クライエントの緊張感や不安は和らぎ

 

 

その人の“らしさ”や

生まれながらに備わっている

本来のバイタリティが

自然に出てくることが可能になります。

 

 

 

 

 

女性カメラマンが

私にしてくれたように

 

 

成長や変容に必要な土壌を

セラピスト／カウンセラーが

積極的に整えていくことができれば

 

 

クライエントの“自分らしさ”は

自然と引き出されていくもの。

 

 

 

自分自身の

プロフィール写真の撮影を通して

Validation（是認）のパワーを

改めて認識しました。

 

 

 

Validation（是認）とは
セラピー／カウンセリングの

基礎中の基礎でありながらも

 

 

シンプルな介入であるがゆえに

忘れ去られてしまいがちですが

 

 

その威力を改めて肌で実感した今、

明日からのセッションに

今日学んだことを活かしていく所存です。