【vol.1796】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日、高校時代の友人に会いました。
友人は自宅のお庭で薔薇を育ていて
薔薇が綺麗に咲くこの時期に
お庭で咲いているお花で
ブーケをつくってくれます。
彼女は高校の頃から
美的センスが抜群に良くて
お花屋さんのように
素敵にアレンジしてくれるんです。
すごいですよね〜!
最近、体調が芳しくない母に
美しいものを見て
少しでも気持ち穏やかに過ごして欲しい
ということもあって
昨日、友人と会ってお花をいただいたら
そのお花を母に届ける予定でいたのですが
タイミング悪く
母は昨日ほ午前中に
入院してしまったという…。
お花を持ってきてくれた友人と
一緒にランチをしながら
そんな話をしたところ
彼女の表情が
みるみるうちに曇っていって
その目には
うっすらと涙が浮かんで
気持ちが揺れ動いているように
見えました。
実は母の入院は、今月に入って2度目で
10日ほど前に退院してきたばかりなのに
また入院をする…ということは
病状としてはよくないということは明らか。
でも
私にできることはほとんどないので
この状況を淡々と受けとめるしかない…
と思っていたのですが
友人の表情から見てとれた
彼女の感情を目の当たりにしたことで
ハッと気づかされたことがありました。
彼女の顔に浮かんでいた
悲しみや動揺、やるせなさ
…といった感情は
私の心の中を鏡のように
写し出してくれていたんですよね。
淡々としていたのは
自分自身と感情を切り離すことで
何とか心のバランスを保とうとしていた
無意識のうちの自己防衛(defense)で
感じないようにしていた
見るべき・向き合うべき感情が
私の心の奥底にはあったのだ
…ということに気づかされました。
押し殺していた感情の存在に
気づけてはじめて
その感情を
ケアしたりプロセスしたり
することができるので
「気づけてよかった!」と
ホッと胸を撫でおろしました。
それと同時に
そういった悲しみや動揺、やるせなさ
という気持ちを抱いてもイイんだよ!
…と肯定してもらえたというか
許可を出してもらったような感じもあって
ホッと胸を撫でおろす気持ちが
さらに深まった感覚もありました。
ある意味、
彼女の表情は私の気持ちに対する
ノンバーバルな共感だったんですよね。
短い時間ながらも
友人との時間は私にとっては
必要な癒しの時間でした。
セラピストやカウンセラーは
中立であることを求められいるので
自身の感情は露わにしないように!
と教えられている人がほとんどかと。
でも
私がトレーニングを受けている
AEDP™️セラピーでは
セラピスト/カウンセラーの感情も
介入方法のひとつとして
積極的に使っていくよう教えられています。
単に言葉だけで
心に働きかけていくだけでなく
感情が表現されるような
表情をはじめとする
ノンバーバルなコミュニケーションを通して
クライエントの心に
多面的に働きかけていくことによって
変容を促していきます。
いくら中立的な立場が大事だとは言え
能面みたいな表情でいられたら
自分自身の気持ちに
気づくこともできなければ
共感を体験できるどころか
怖ささえ感じてしまいますよね!
私たちは言葉に頼りがちですが
言葉に頼らない
感情表現のパワー(力)も
決して侮れないんですよね。
そういった感情のパワーを
私と一緒に体験することによって
成長や変容につなげていきませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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