生き方とスーツと私

【vol.1769】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

 

今日、

オフィスに足を踏み入れたら

目に飛び込んできたものがありました。

 

 

 

それがコチラ⬇︎

 

 

 

 

 

30数年ほど前に

海外文通をしていたり（懐かしい〜！）

留学していたときの通信手段は

もっぱらエアメールだった私としては

 

 

 

デスクの上に置かれていた

写真のブツを見て

 

 

「え、今どきエアメールなんて

　どこから届いたんだろう？」

 

 

と思ったのですが

 

 

差出人は「イルサルト」という

経営者専門スーツの仕立て屋を経営している

末廣徳司さんでした！

 

 

（「人生の仕立て屋」の末廣さん！）

 

 

 

末廣さん、

オシャレなだけでなくて

とてもスゴい方なんですよ！

 

 

 

なんと

日本を代表するジャズシンガーの

綾戸智恵さんからご指名を受けて

綾戸さんの舞台衣装をつくられたという。

 

 

 

 

 

それまでは

メンズオンリーの仕立て屋さんでしたが

 

 

綾戸さんの舞台衣装制作をきっかけに

レディースラインを

スタートさせたということで

 

 

私にもご案内とお店のニュースレターを

実に丁寧な直筆のメッセージと共に

送ってくださいました。

 

 

（末廣さんが仕立てた舞台衣装）

 

 

 

昔から

スーツをピシッと着こなす男性に

弱い私ですが

 

 

私自身も20代の若い頃から

割とスーツを好んで着る人間でした。

 

 

 

でも、そういえば

40歳を過ぎてからというものの

スーツを着る機会が

めっきり少なくなったんですよね。

 

 

 

「あれだけ好きだったスーツを

　どうして着なくなっちゃんだろう？」

 

 

 

末廣さんが送ってくださった

ニュースレターを読みながら

自分自身を振り返ってみると

こんな答えにたどりつきました。

 

 

 

若かりし頃のスーツは

私にとっては戦闘服だった。

 

 

 

 

 

「若いから…女だから…

   という理由で

　絶対に舐められたくない！」

 

 

 

スーツを着たときは

背筋がピシッとするので

それはイイと思っていましたが

 

 

背筋がピシッとしたのは

職場という戦いの場で

自分が生き延びていくために

 

 

「気を緩めるな！」と

自分自身に喝を入れる意味が

大きかったんですよね。

 

 

 

自信がなかったのを

隠すための手段がスーツだった

というワケです。

 

 

 

 

 

だからと言って

スーツを着る機会が

めっきり減ってしまった今、

自信タップリなのか？

というとそうでもなく…。

 

 

 

「自信がある」というよりは

弱い部分、至らない部分も含めて

 

 

「これが自分なんだ」

 

 

という自己肯定感が育まれて

自身の弱点を隠さなくてもよくなって

 

 

無理に強がったり

自分を大きく見せようとしたり

することがなくなった分

戦闘服（スーツ）を着る必要もなくなった

 

 

…というのが

シックリくるかも知れません。

 

 

 

とは言え

スーツはやっぱり好きなんですよ！

 

 

 

メンズのスーツをオーダーメイドで

仕立ててくれるお店はたくさんあれども

 

 

レディースのスーツを

仕立ててくれるお店って

そう多くはありません。

 

 

 

ですから

末廣さんがレディースラインを始める！

という話をお伺いしたときは

ワクワクしました。

 

 

 

ご自身を

「人生の仕立て屋」

と名乗る末廣さん。

 

 

 

戦闘服としてのスーツは

もう必要のない私が

そんな末廣さんに

スーツを仕立ててもらったら

どんなスーツが出来上がるんだろう？

 

 

 

今の私には

全く想像もできませんが

そんな願いを実現させるためにも

 

 

しっかりきっちり仕事に励んで

オーダースーツのための

お金を貯めたいと思います！