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「わたし怒ってます〜」:同じ女性として上川外相の発言が許容できない理由

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【vol.1763】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

日本の政治のトップにいる人が、

しかも、数少ない女性が

 

 

こんなことを簡単に

かつ平然と口にしちゃうんだ…

と思ったら

 

 

めちゃくちゃ

ガッカリすると同時に

怒り心頭に発しています。

 

 

 

 

 

インターネット上では

これは「言葉狩り」であり

過剰反応して曲解してる

…という意見もありますが

 

 

演説の前後を読んでも

全くそうは思えません。

 

 

 

というのも

上川外相は

こう発言してるのですから。

⬇︎

 

(静岡県知事選の候補として)一歩を踏み出していただいたこの方を、私たち女性がうまずして何が女性でしょうか。

私も初陣のときに皆さんに「うみの苦しみにあるけれども、ぜひうんでください」と演説で申し上げた。この候補者のことを思うと、その場面が頭によぎる。

今日は男性もいらっしゃいますが、うみの苦しみは本当にすごい。でもうまれてくる未来の静岡県、今の静岡県を考えると、私たちは手を緩めてはいけない。力を結集すればこの戦いを勝ち抜くことができる。

(上記の日経新聞の記事より抜粋)

 

 

 

私も自分のことは

まったくもってのバカではない

と思っているので

 

 

上川外相が

言わんとしていることは

わからなくもありません。

 

 

 

でも、彼女の発言には

「うみの苦しみを知ってるのは女性」

という大前提があって

 

 

そういった女性だからこそ

自民党が推薦する

この候補者に投票して

知事にすべきで

 

 

それこそが

女性としての

あるべき姿である!

 

 

という

隠れたメッセージが

存在していると思うのです。

 

 

 

それは

 

 

「この人に投票しないあなたは

 女性の風上にもおけない」

 

 

という

一方的なジャッジメントであり

 

 

産みの苦しみを知らない

私のような女性や

子どもを産みたくても

産めなかった女性

 

 

そして

出産ほど命がけではないにせよ

何かしらの形で

うみの苦しみを経験した

女性以外の人の体験をも

 

 

同時に過小評価した発言

であるとも思うんですよね。

 

 

 

 

しかも

 

 

「一歩を踏み出していただいたこの方を
 私たち女性がうまずして
 何が女性でしょうか。」

 

 

…だなんて

サラッと言ってますけど

 

 

誰に投票するか?ということは

民主主義国家では個人に委ねられた

自由でもあるにもかかわらず

 

 

誰に投票するか?をベースにして

「何が女性でしょうか」という

一方的なジャッジをされるのは

 

 

自民党推薦候補者を知事にしないと

「女性ではない」と言ってるに等しく

 

 

境界線を超えてきて

自分の領域を侵犯された気持ちにも

させられました。

 

 

 

 

 

このくらいで

目くじらを立てるだなんて…

と思われるかも知れませんが

 

 

溜まりに溜まっていた膿が

ようやく今になって

爆発できるようになっただけでも

少しは健全になってきてるのかも?

 

 

…と思う今日のこの頃。

 

 

 

面倒なことも多々ありますし

向さんは

 

 

「怖い」「可愛くない」

「めんどくさい」「うるさい」

 

 

と言われることは多々ありますが

 

 

これ以上の負の遺産を

次世代に遺さないためにも

 

 

どんなに嫌われようとも

然るべき声は

上げ続けていこうと思います。

 

 

 

 

 

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