【vol.1726】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日のブログで紹介した
『39歳』という韓国ドラマ、
大号泣して目を腫らしながら
性懲りもなく観つづけています。
平均寿命が長くなった今、
「中年」の定義も
変わってきてるかも知れませんが
一般的には
40歳くらいから50代半ばの時期を
「中年」と言います。
私も立派な「中年」で
(気持ちは若いつもりですが…ボソッ)
この韓国ドラマに出てくる
39歳の主人公たちも「中年」に
片足を突っ込んだ年齢ですが
この中年の時期に
実に約80%もの人が経験すると
言われているのが
中年の危機
(ミッドライフ・クライシス)
と呼ばれているものです。
ほとんどの人にとっての「中年」とは
人生も折り返し地点に差しかかってきて
ある程度先が見えてくる時期で
人間の一生を一日になぞらえた
スイスの有名な心理学者のカール・ユングは
中年期を「人生の正午」と表現しました。
「イイ学校に入って、
イイ会社に入って、出世する」
「少しでも多くのお金を稼いで
イイ暮らしをする」
「社会に求められる人になる」
「素敵な人と結婚をして子どもをつくり
幸せな家庭を築く」
…などといった
それまで信じて疑うことがなかった
世間や社会が求めている
“いわゆる”「幸せ」や「正しい」とされる
人生のあり方に疑問を持ちはじめて
「今のままで本当にイイのだろうか?」
「自分の人生の価値とは何か?」…などと
自分の人生のあり方や意味といった
根源的な問いを自問
するようになることで
不安に苛まれたり
うつなどに陥ったりするなど
精神的に不安定な状態が訪れる。
それが、中年の危機
(ミッドライフ・クライシス)です。
韓国ドラマ『39歳』は
主人公のひとりが膵臓がんの末期で
余命は半年しかないことが判明。
人生のリミットが
明らかにされたことで
他の人たちよりも一足先に
そして
不安やうつに陥る間もなく
強制的にこの根源的な問いを
自問せざるを得なくなってしまった
…という特殊な事情がありますが
主人公たちがそれぞれに
それまでの自分たちを縛っていた
親や周囲の人、世間の
価値観やルールを断ち切って
自分が心底から望んでいることや
自分の心が求めていることを軸に
勇気を出して
自分自身の正直な気持ちに
真正面から向き合って
後悔のないようにと
さまざまな決断や行動を
していくんですよね。
葛藤を抱えながらも
自分の価値観やルール
感じたことや自身の気持ちを大切にして
後悔のないように「今」という時間を
精一杯生きようとしている主人公たちの姿に
「自分らしさ」や「幸せ」が滲みでていて
そういったところに胸を打たれたり
そんな彼女たちに共感を覚えたりして
大号泣してしまうのかも知れない…
と思った次第です。
人生の時間は
限られているにもかかわらず
永遠に続くものだと思っている人は
私も含めて多いと思いますが
それがいつどんな形で
終わりを告げるのか?…ということは
誰ひとりとして予測することはできません。
また、他人や世間が決めた
「幸せ」や「正しい」人生は
自分を幸せにしてくれるとは限りません。
自分を「幸せ」にできるのは
あくまでも自分しかいないことを自覚して
自分が心の底から望んでいることに気づき
それらに基づいた
決断や行動をしていけば
自分らしい「幸せ」は得られます。
つまり「生き直し」は可能です。
中年の危機
(ミッドライフ・クライシス)に陥って
「私の人生、本当にこれでイイのかな?」
という根源的な問いを自問して
不安や鬱屈とした気持ちを抱えているなら
今一度、私と一緒に
心の奥底に埋もれてしまっている
「自分が心から求めているもの」を探し当てて
これからの
人生の方向性を見定めてみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
---|---|
営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
定休日 | 日・祝日・月 |