我が家のニャンコ先生から学ぶ親の一貫性のある態度や姿勢の重要性

【vol.1657】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

愛猫のルナの3日に1回の皮下点滴は

相変わらず続いています。

 

 

 

 

 

仔猫の頃から

捕まえられるのが大嫌いで

ピューっと全速力で逃げまくる上に

 

 

針を刺される…という

痛みが伴うことをされるのですから

そりゃ、全力で回避しようとしますよね。

 

 

 

ルナもどんどん賢くなってきていて

私の雰囲気を察知すると

手の届かないところに

逃げ隠れてしまいます。

 

 

 

日中は全速力で逃げても

夜、ベッドに入ったら

ルナの方から布団の中に入ってきて

 

 

私にピッタリと小さい身体を

寄り添わせて甘えてくる

…ということもあったのですが

 

 

（布団の中のルナ）

 

 

止むを得ず

そのタイミングでルナを捕まえて

点滴をしたことが何回かあったら

 

 

ベッドの中に入ってくるということも

パッタリとなくなってしまいました。

 

 

 

しかも

かなり警戒されている…という。

 

 

 

飼い主の私としては悲しい限りです。

 

 

 

そんな気持ちを

パートナーと話し合っていたら

こんなことを言われました。

 

 

 

「そりゃ、ルナだって混乱するよ。

　一番に自分のことを
　可愛がってくれている人が

　自分が嫌がってることや

　怖いと思っていることを

　突然してくるんだもんね。

　
　僕らは点滴の必要性を理解してるけど

　ルナからしたら怖いし、痛いし、

　なぜそんなことをされるのかは

　全く理解できない。

 

　安全を感じられないから

　警戒心が強くなるのも無理ない。

　自己防衛反応だしね」

 

 

 

 

 

そんなパートナーの話を聞いて

「もっともだ！」と思いながら

これは親子関係にも

通じることだと思いました。

 

 

 

親子関係において

親が子どもが発している

合図や要求に対して細やかで敏感に

対応しているときもあれば

全くそうでないときもある

 

 

…といったように

子どもへの対応や寄り添い方が

一貫していないと

 

 

親が次にどんな反応をするのか？

ということが全くわからない子どもは

 

 

自分自身を守るために

あらゆる合図に敏感ならざるを得ず

常に緊張を強いられることになります。

（自己防衛）

 

 

 

 

 

加えて

この親の一貫性のなさが

どこからきているのかを

子どもは理解することができないので

 

 

大きな混乱や心配、

不安を抱えるようになって

感情も不安定になりがちです。

 

 

 

ですから

親がある程度一貫性をもった

寄り添い方をしないと

 

 

子どもの人生が

不安定で混乱したものになってしまう

リスクを抱えることになります。

 

 

 

親自身が一貫性をもった

寄り添い方ができないのは

 

 

決して

その人の努力不足や能力不足

ということではありません。

 

 

 

親のあり方は

自身の生い立ちに

大きな影響を受けているもの。

 

 

 

ですから、まずは

自分自身の生い立ちを

見つめ直して

 

 

自分自身の人生やあり方を

理解することが大事です。

 

 

 

 

 

たとえ

それがつらいものであったとしても

痛みが伴うものであったとしても

 

 

自身の生い立ちや

自分の歩んできた人生を

理解することさえできれば

 

 

子どもの気持ちに寄り添うことも

少しずつできるようになって

くることでしょう。

 

 

 

子どもの未来のためにも

自分自身のためにも

 

 

今一度

自身の人生や生い立ちを

私と一緒に見つめ直して

子どもへの寄り添い方を

改めて考え直してみませんか？