人生を豊かにするのは「感じる力」

【vol.1644】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

特に、最近のセッションで

クライエントが変化していく様子を

近くで目の当たりにして

 

 

人生を豊かにするのは

お金でもなく

名声でもなく

地位でもなく

 

 

自分自身の内側で生じる

感情や身体感覚を

感じる力だと

感じることがよくあります。

 

 

 

 

 

私のオフィスにやってくる人の

ほとんどは

 

 

過去に

トラウマや過度のストレスを

体験したことを契機に

 

 

恐怖や不安、恥や痛み、

怒りや悲しみなどの

圧倒されるほどの強い感情に

呑み込まそうになって

 

 

 

 

なんとか

その状況を生き抜くために

 

 

感情や感覚を遮断して

感じないようにすることで

その辛い状況を乗り越えることを

無意識のうちに学んできました。

 

 

 

その戦略は

その辛い一時を乗り越えるための

短期的には有効な

生存戦略ではあるものの

 

 

それが長いこと続くと

「生きている」という

大切な感覚が薄れてしまったり

 

 

自分自身と周囲の他者との

つながりのベースとなる

感情にアクセスできなくなったりして

 

 

長期的には私たちの日常生活に

大きな支障をもたらす危険性を

孕んでいるんですよね。

 

 

 

「感情なんか要らない！」

「何も感じなければうまくいくのに！」

 

 

などと感情を厄介者扱いする人は

案外、多かったりしますが

実は逆‼️

 

 

 

ちゃんと

感情や感覚にアクセスして

「感じる力」が弱いからこそ

 

 

ここぞというときに

自分を守りきることが

できませんし

 

 

自分の内側で

どんな感情や感覚が生じているかに

気づけないからこそ

 

 

ハンドリングすることができずに

押し寄せる感情や感覚の波に

呑み込まれてしまうんです。

 

 

 

でも

どんな波が来ているのか？

ということを

 

 

いち早く

察知する力を身につけて

 

 

岸まで

たどり着くことができる

波に乗るスキルを学べば

 

 

 

 

感情や感覚を「感じる」ことは

怖くも危険でもありません。

 

 

 

とは言え

サーフィンを始めたばかりの人が

いきなりこんなビックウェーブに

乗れるわけがないように

 

 

 

 

長らくの間

感情や感覚を遮断してきた人が

 

 

突然、感情や感覚を

感じることができるわけもなく

 

 

私が

「どんな気持ちが出てきてますか？」

「身体にどんな感覚がありますか？」

と訊いても

 

 

その意味がわからずに

「何ですか、それ？」と

ポカーンとした表情を見せる人は

多いです。

（昔の私もそうでした！苦笑）

 

 

 

 

 

スタートはそこからでも

全然イイんです‼️

 

 

 

最初は分からなくても

コツコツと積み重ねていけば

少しずつ気づけるようになります。

 

 

 

食べれれば何でも構わないと

食べ物に無頓着だと思っていた人が

遮断していた感覚を取り戻すと

 

 

「食べ物が
　こんなに美味しいだなんて！」

 

 

…と感動することもあります。

 

 

 

理知的でクールに振るまっていた人が

感情にアクセスができるようになると

 

 

他人からのちょっとした優しさにも

目を向けることができるようになって

 

 

今までには感じることがなかった

人との温かなつながりを

感じられるようになると同時に

世の中に対する安心感を取り戻して

 

 

自然と行動範囲や交友範囲が

広がっていくことも…。

 

 

 

何気ないことかも知れませんが

日常の中にちょっとした「豊さ」が

あちこちに散りばめられるようになって

 

 

結果的に

 

 

「以前よりもずっと
　人生が豊かになった」

 

 

と感じている人は

決して少なくありません。

 

 

 

 

私たちの

人生を豊かにするのは

「感じる力」です。

 

 

 

感情や感覚を

「感じる力」を取り戻して

 

 

これからの人生を

より豊かなものにしていきませんか？