安心してください、秘密は守りますよ！

【vol.1537】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

ときどき

クライエントから

 

 

「（相談内容が）
　家族や会社に知られることは

　ありませんか？」

 

 

…という心配の声が

聞かれることがあります。

 

 

 

 

 

セラピスト／カウンセラーには

守秘義務というものが課せられています。

 

 

 

守秘義務とは

 

 

 

 

 

セラピー／カウンセリングでは

クライエントが

誰にも話すことができないような

極めて私的（パーソナル）なことに

触れていきますので

 

 

ちゃんと秘密を守ってもらえる

という約束なしでは

安心して話すことができません。

 

 

 

ですから

相手が家族であれ、

会社の上司であれ

 

 

守秘義務を

遂行するということは

とても重要なことなんですね！

 

 

 

ただ、ときどき

こんな連絡をもらうこともあります。

 

 

 

 

「クライエントへの理解を深めたり

　対応の状況を改善しようと

　努力しようとしているんだから

　教えてもイイんじゃない？」

 

 

…と思われるかもしれませんが

これも基本的にはNGです。

 

 

 

 

 

主な理由は５つ。

 

 

 

「カウンセリングを受けていると聞いた」

…とは言っていても

当の本人から聞いたという事実を

これだけでは確認できない。

 

 

「聞いた」＝

「セッションの内容や

　個人情報を開示してイイ」ではない。

 

 

相談契約を結んだ人が
私のクライエントであり

いくら「クライエントのため」とはいえども

家族や上司はクライエントではないので

相談に応じる義務はない。

 

 

情報の開示を求めるのであれば

まずはその旨をクライエントに相談し
当人の承諾が得られていることが先。

 

 

クライエントには

情報を開示しない権利があるので

本人の承諾なしに情報を開示することは

たとえ「クライエントのため」とは言えども

人権の侵害にあたる行為となり得るから。

 

 

 

 

 

ただし、

守秘義務にも例外があります。

 

 

 

それは

クライエント本人

または第三者の生命が

危険にさらされる恐れがあると

セラピストである私が判断

したときは

 

 

本人の承諾なしに

情報を開示することはありますが

 

 

それ以外の場合は

たとえご家族であろうと

会社の上司、社長であろうとも

 

 

本人の承諾なしに

勝手に情報開示することは

決してありません。

 

 

 

イギリスの人気番組

『Britain’s  Got Talent』で一世を風靡した

とにかく明るい安村さんの

 

 

 

 

 

 

 

…ならぬ

 

 

 

ですので

どうぞ安心して

セラピー／カウンセリングを

受けにきてください！