世界を舞台に活躍するリナ・サワヤマを支えるトラウマセラピー

【vol.1532】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

みなさんは

リナ・サワヤマさんという

アーティストをご存知ですか？

 

 

 

彼女は日本国籍を持ちながらも

お父さんの仕事のの都合で

幼少期にイギリスに移住して以来

ずっとイギリスで生活をしている

シンガーソングライター。

 

 

 

実は、私が

彼女のことを知ったのは

つい最近のことで

 

 

数ヶ月前に

ミュージックフェスに参加した彼女が

人種差別＆女性蔑視発言を繰り返す

あるバンドのフロントマンについて

 

 

 

 

と公の場で批判したことが

話題に上がっていたことで

彼女の存在をはじめて知りました。

（その詳細については↓の記事をご参照ください）

 

 

 

 

 

それ以来、

何かと注目している彼女が

今度はBBCとの単独インタビューで

 

 

最新のアルバムの着想となった

自身の過去の「トラウマ」と

 

 

セラピーを受けることを通して

そのトラウマからの回復過程を

はじめて公の場で自己開示‼️

 

 

 

BBCの単独インタビューの

動画を観ながら

 

 

とてつもない勇気を持ち

自分自身の心に忠実で

そして真っ直ぐに生きている

彼女の生き方に

思わず感動してしまいました。

 

 

（トラウマがある人が動画を観る際は要注意⚠️）

 

 

 

このインタビュー動画では

彼女が受けたセラピーの中で

トラウマの回復ためにしたワークについて

少しだけ触れられています。

 

 

 

彼女の「トラウマ」とは

17歳の当時の彼女が学校の先生と

恋愛関係にあることが

学校中に知れ渡り

 

 

Slut Shaming

（「ふしだらな女だ！」と非難）

されたことで

 

 

 

 

セクシュアリティや

自分自身に対して深い恥辱感を抱き

自分を完全に見失ってしまったことに

端を発していました。

 

 

 

セラピーで彼女は

自分の中に未だに生き続けている

17歳当時の自分自身を

（イメージの中で）訪れて

 

 

大人になった今の自分が

その子をギュッと抱きしめて

 

 

「あなたのせいじゃないよ」

 

 

と伝えることができたことあ

彼女の心に大きなインパクトを与え

 

 

『Hold The Girl』という楽曲の

制作に繋がったとのことでした。

 

 

 

 

 

この手法は

私のセッションのベースにしている

AEDP™️セラピーでは

「ポートレイアル（Portrayal）」

と呼ばれている技法で

 

 

いろんなセラピーでも

似たような手法がよく使われています。

 

 

 

これは

自分が子どもの頃に受けた

傷や痛み、体験した感情を

 

 

子どもの頃の自分

（インナーチャイルド）を

抱きしめるという

イメージワークを通して

受け入れていく

 

 

…というプロセスです。

 

 

 

 

 

こんな風に

文字に起こしてみても

あまりピンとこないかもしれませんが

 

 

私自身の体験からも

クライエントとの

セッションでの体験からも

 

 

このイメージワークは

トラウマを負ったクライエントに

実に大きなインパクトを与える

とてもパワフルな技法であることは

間違いありませんし

 

 

それはリナ・サワヤマさんも

同意するところだと思います。

 

 

 

ただ、

パワフルな技法であるがゆえに

感情的にも揺さぶられやすいので

 

 

専門的な知識とスキルを有する人の

サポートがあると

より安全に安心してプロセスを

進めることが可能になります。

 

 

 

自身のトラウマに向き合うことは

決して簡単なことではありませんが

 

 

自分自身をより深いレベルで知り

受け入れることができるようになると

自分らしくいられるようになります。

 

 

 

 

 

自分らしくいられるようになるために

自身の辛い過去やトラウマに

私と一緒に向き合っていきませんか？