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セラピストがクライエントの気持ちを映し出す「心の鏡」であるべき理由

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【vol.1524】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

トレーニングや研修の一環で

短い時間の演習をすることが多いんですが

 

 

演習が終わった後の振り返りの時間に

こんなフィードバックをもらうことが

最近多かったりします。

 

 

 

「無意識なんだろうけど
 クライエントの話を聴きながら
 眉毛の動きとか、目の開き方とか

 表情がどんどん変わっていく。
 とにかく豊か。
 イイ意味で驚かされた」

 

 

 

 

 

子どもの頃、よく母に

 

 

「感情が顔に出過ぎる。
 そんなことをしていると

 みんなに嫌われる‼️」

 

 

と言われていた

(脅されていた?)ので

 

 

感情が表情に出るのは

悪いこと/ダメなことだと

長年思っていました。

 

 

 

ですから

こういったフィードバックをもらうと

ポジティブに受けとめるのを

一瞬躊躇ったりしてしまいますが

 

 

ようやくこの年になって

それを自然にできることは

この仕事をする上では

イイ方向に働くので

 

 

これはこれでよかったなぁ

…と思ったりもしています。

 

 

 

クライエントが体験したことの

話をじっくり聴いていると

そこにはいろいろな感情が

含まれているのが

見えてくるんですよね〜。

 

 

 

 

 

共感的にかかわっていると

クライエントが感じているであろう

「気持ち」や「感情」に触れると

その影響を受けて

 

 

私まで自然に

悲しそうな顔になったり

怒りから眉間にシワが

寄ったりしてしまいます。

 

 

 

それと同時

 

 

「そんなことを
 言われたら/されたら
 “悲しく”もなりますよね」

 

「あなたの話を聴いていて

 私自身も“腹が立って”きました」

 

 

…などと

 

 

クライエントの

「感情」や「気持ち」に

名前をつけていく

ようにもしています。

 

 

 

 

 

というのも

自分の気持ちだけでなく

人の気持ちを

正確に理解していくためには

 

 

体験した

「気持ち」や「感情」に

名前が与えられなければ

 

 

そもそも

それらを区別することが

できませんし

 

 

ときとして

クライエントの気持ちを

セラピストが代弁しないと

そういった「気持ち」や「感情」にすら

気づけないことも多いから。

 

 

 

 

 

例えば…ですが

ものすごく理不尽なことを

されているのにもかかわらず

 

 

諦めの気持ちから

何事もなかったように

淡々と話をするクライエントは

少なくないんですが

 

 

そういったときに

私が眉間にシワを寄せて

 

 

「あなたの話を聴いていて

 私自身も“腹が立って”きました」

 

 

と言葉にすると

クライエントはハッとした表情をして

こう言ったりするんですよね。

 

 

 

「怒ったらダメだ!
 と思っていたんですけど、

 こういう場合、私、
 怒ってもイイんですよね?」

 

 

 

私の表情を

目の当たりにすることで

はじめて

 

 

自分自身が心の奥底で

燻りつづけていたものが

怒りと認識され

感じて然るべき正当な感情

 

 

であることに

気づくことができるようになる。

 

 

 

そうやって自分の状態に

気づけるようになったり

 

 

その状態を

言葉で説明することが

できるようになると

 

 

ワケもなく泣きわめいたり

八つ当たりしたりせずに

 

 

自分の感情を自身で調整したり

人に助けを求めたりするのが

格段にしやすくなります。

 

 

 

こんな風に

セラピスト/カウンセラーが

クライエントの心の鏡となって

クライエントの「気持ちを映し出す」のは

 

 

崩れた感情を

立て直すために必要な

調整力を育むのを助ける

 

 

という理由からなんですね‼️

 

 

 

 

 

 

セラピスト/カウンセラーは

自分ひとりの力では

なかなか見ることができない

気持ちや感情を映し出してくれる

あなたの大切な「心の鏡」です。

 

 

 

セラピストという名の

「心の鏡」をとおして

自分自身の内面をより深いレベルで

理解していきませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私のお手伝いさせてください。

 

 

 

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